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“見たまんま”を作れる驚異のレシピが話題 OLのゆる自炊実験に共感する人続出
自炊の愛おしい味を覚えてから料理が楽しくなった
もちさん 会社の寮に住んでいて、水場やキッチンは共用。部屋にあるのは冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジだけです。「#おえかきレシピ」で紹介しているお料理も、この3つの道具だけで作っています。
──「千切りできないゆとりOL」と自己紹介されていますが、もともと料理は?
もちさん まったくしなかったです。大学時代からひとり暮らしをしていましたが、1人分だったらコンビニで買ったほうが早いし、スーパーで半額になっているお惣菜の方が安上がり。ということで、お料理をする必要性も感じていませんでした。
──自炊するようになったのは?
もちさん 今の寮生活を始めてからです。もともと限られた環境のなかでできることを研究することが好きで、自炊にもハマっていった感じです。あとはやっぱり食べることが好きです(笑)。コンビニの整った味もすごく美味しいけれど、作るたびにちょっとずつ違う自炊の愛おしい味を覚えてから料理が楽しくなりました。
──仕事で忙しい日々のなか、自炊が面倒くさいなと思うことは?
もちさん 本当は食べること以外、あまり好きじゃないんです(笑)。買い出しや下ごしらえ、後片付けも。その面倒なところを最小限まで手抜きして、楽しいと思えることに集中できる今の自炊スタイルを確立してからは、面倒だなと思うこともなくなりました。
──「#おえかきレシピ」でルールにしていることはありますか?
もちさん 食材の数はあまり増やさないこと。できれば1、2品の食材でできるようなレシピにしています。それか具沢山のスープやオムレツなど、冷蔵庫に余っている食材を全部入れてできるような料理。いずれにしても手間がかかるレシピは載せません。というか作れないんです(笑)。
──レシピはどのように組み立てているんですか?
もちさん 週1回スーパーに買い出しに行く時は特にレシピを考えず、主にそのときに安くなっている旬の食材を買います。そこからいろんなレシピサイトを見て、今ある食材に合う王道の味付けを探し、さらにそのレシピをうちにある道具や調味料でいかに簡単に再現できるかをトライしてみます。