ハロプロ初デビュー曲1位のBEYOOOOONDS、新たなアイドル像を追求「日本から世界へ“ビヨーン”と」

家族のような親密さもあるグループなので、とても充実した気持ち

──『ハロー!プロジェクト“ONLY YOU”オーディション』の合格者である平井さん、小林さん、里吉さんはいかがでしたか?
平井美葉 オーディションを受けるにあたり、私は年齢も上だったし、人前で歌やダンスを披露する経験も少なかったので、不安がありました。そしてオーディションに合格してからも、CHICA#TETSUか雨ノ森 川海のどちらにも属さないことを告げられ、どういう立場なのか?と思ったこともありました。でも、それは私の個性を評価して、それをさらに磨くために選んでくださったんだと思いました。他のメンバーも強い個性を持っているので、それに負けないものを表現しなくてはという気持ちがありつつも、家族のような親密さもあるグループなので、今はとても充実した気持ちでいますね。
小林萌花 私はハロプロでの経験がいっさいないなか、「ピアノ」という特技で加入させていただいたので、最初は他のメンバーとの基礎の違いを感じて不安になることもありました。でも、私の「ピアノ」が、他のグループにはない特性を生み出すものになるのではないかと思って、活動しています。
里吉うたの これが最後のチャンス!と思ってハロプロのオーディションに参加しました。でも、審査が進むたびに違和感が大きくなっていきました。でも、「眼鏡の男の子」をパフォーマンスする9人の姿を見た瞬間に、「これをやりたい!」と思えるようになった。だから、グループに加入が決まった時は、本当にうれしかったです。それから、戸惑うこともありましたが、他のメンバーのサポートによって、今は活動のすべてを楽しめています。

──そして今年8月にはシングル「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」でメジャーデビュー。
山崎夢羽 どの楽曲に関しても、12人それぞれの個性や表情が伝わる仕上がりになっていると思います。そのなかでも「眼鏡の男の子」という楽曲は、サビがキャッチーで、何度も繰り返されるので、一度聴いたらすぐに口ずさんでしまいました。また、わかりやすさがありながらも、最後には意外な展開が待っていて、胸が苦しくなりました。私のおばあちゃんもこの楽曲を聴いた時に、「悲しいわ〜」って言っていたほどなので(笑)。

──「眼鏡の男の子」では前田さんが男の子役で登場。それをきっかけにBEYOOOOONDSの女性ファンが急増したそうですね。その反響をどう感じていますか?またご自身で男の子っぽいと思う部分は?
前田こころ 髪の毛をショートにしたことをきっかけに女性のファンの方が増えたような気がしますね。自分自身が男の子っぽいかと言われると、空手をやっているくらいしか、その要素はないと思っているのですが(苦笑)。これからは女の子らしいかわいらしさと、カッコ良さの両面を追求していけたらと思います。そんな私を見て、真似したいと思ってくれたり、共感してくれる女の子が増えてくれたら、うれしいですね!

日本だけでなく世界にも「ビヨーン」と活動の幅を広げていきたい

──このメジャーデビュー・シングルは週間シングルランキングで1位を獲得するという快挙を成し遂げました。
島倉りか 1位を獲得できるなんて、想像すらしていなかったので、報告をいただいた時はうれしさよりも驚きの方が大きかったですね。ちょうどイベントの控え室でその話をいただいたんですけど、思わず泣き崩れてしまったほどでした。また驚きの声が会場にいたファンのみなさんにも届いたみたいです(苦笑)。今まで、12人で一生懸命頑張ってきたことが、ここで報われたんだと思ったし、BEYOOOOONDSとして活動して良かったと改めて感じさせてくれた素晴らしい出来事でした!

──ハロプロを含め、現在は多数のアイドルが存在しています。そのなかでBEYOOOOONDSは今後どんな存在感を放ちたいですか?
岡村美波 私たちがハロプロ所属のなかで、現在最も若い存在であり、かつ令和初のグループ。だから、新しい時代を代表するアイドルと言われるような活動をしたいです。「眼鏡の男の子」では寸劇を取り入れたり、他の楽曲でも演技の要素を加えたり、他のグループとは異なることをやっています。今後もこれまでのアイドルの常識にとらわれないことに挑戦したい。そして、いつか私たちがやってきたことが「令和のアイドルの普通(スタンダード)」と呼ばれるようになったら嬉しいです。

──今後の夢や目標を教えてください。
一岡伶奈 メジャーデビュー曲で1位という、とても良いスタートを切れました。これまでのハロプロの先輩は、デビュー後すぐに単独で全国ツアーをまわっています。私たちはまだミニライブくらいしかやっていないので、早くワンマンでしっかり私たちのパフォーマンスを観ていただける機会を作りたいと思っています。夢は大きく日本武道館やアリーナ級のホールでのパフォーマンス。また、BEYOOOOONDSという名前をいただいたので、日本だけでなく世界にも「ビヨーン」と活動の幅を広げていけたらと思います。

提供元: コンフィデンス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索