甲子園で話題、応援歌の新定番「ダイナミック琉球」が各種チャート急上昇
高校バスケ大会を機に、SNSを通じて全国へ
ファンクやポップス、民族音楽、エイサーなど、多様な音楽性を持ったイクマと、「古いものこそ今新しく」という哲学を持つ平田氏によって作られた同曲は、タイトルにもあるようにダイナミックな歌詞、あらゆる音楽が混在しながらも、日本らしい“こぶし”のあるメロディーが印象的だ。
同曲が一躍全国に知れ渡るきっかけとなったのは17年、高校バスケ沖縄大会のエール交換で突如として響いた前原高校女性生徒の美声だった。その様子がYouTubeやTwitterにアップされると、たちまちSNS上で大きな話題に。パワフルで力強いエネルギーを秘めた同曲は、同年夏の『全国高校野球選手権大会』でも沖縄のみならず、県外の多くの高校で応援歌として起用され、その後も“高校スポーツ”の応援歌としてじわじわと浸透。
そのムーブメントは途切れることなく、今夏の100回記念大会でも歌い継がれ、応援席から響き渡る高校球児の「ソロパートがうますぎる」「大合唱が熱い」などと、SNSやネットニュースを盛り上げ、お茶の間にまで話題が及んでいった。