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多様な音楽性を表現、常に「始まり」に立っていたSixTONES…彼らの熱気が放たれた2023年とこれからの未来
彼らの『声』は聞こえたか!? 次々と新たな驚きを魅せたドームツアー
アルバム『声』やツアー『慣声の法則』でも特筆すべきはやはり、リードトラック「Boom-Pow-Wow!」ではなかったろうか。
また「PLAYLIST -SixTONES YouTube Limited Performance」で話題となった「人人人」は彼らの“肉体”を最も感じさせた楽曲だ。打ち込みやスタイリッシュさでは出せない、6人の引き絞られる筋肉や震える声帯、縦横無尽の音を奏でる舌など、“質量”を伴ったミクスチャーファンク&ミクスチャーロックで、さらには彼らの成長と進化が感じられるラップには驚くほどの重力が感じられた。
星の数を凌駕するほどのコンセプトの多様性…2023年に見せたSixTONESの宇宙
総じてSixTONESというグループは異質だ。彼らが成らせる果実をかじると、それぞれ空気や太陽、月や彗星、高層ビルディングにイルミネーション、さらには土や木の根の味もする。自然と人工、太古と現実が混ざり合う作り物ではない生の味覚。大げさにいえば、彼らの音楽性・コンセプトの広さを考えるに、彼らは“大星雲”なのだろう。全体像は天の川として見えるが、その個性ある星の一つひとつを我々は網羅できない。次にどんな星が惑星が、またはゴツゴツとした隕石が、ブラックホールが未知の生命体が、眼の前に現れるのか、今の人類では予想もつかない。
ニューアルバム『THE VIBES』がリリース! ドームツアーも決定!
そのリード曲である「アンセム」のMVがYouTubeで公開されるやいなやSNSで話題に。「エモすぎる」「かっこよすぎて逆に笑みが止まらない」「お願いだから全人類見て」「これがSixTONESが掲げるアンセム(賛歌、代表歌、国家)か」など、その衝撃に皆が“賛歌”の声をあげた。同YouTubeの説明欄にある「止まる気ない 前へ前へ」はまさにSixTONESのあり方そのものであるし、「大地を揺さぶるシンガロング×重厚バンドサウンド×爆速ラップが勝利へ導く"最強VIBESロックアンセム"」の通り、生のバンドサウンドをベースとし、疾走するロック感とパワフルなラップが腹の奥に潜むVIBESを重低音で響かせてくれる。
また歌詞の「間違いでも 場違いでも 勘違いでも 止まる気ないんだって」「前例なんて要らねぇ 俺が新生」「あえて俺は列乱してく」は、アイドルとしての彼らの姿勢をそのままを表している。つまり前に並んでいるものがない分、いくらでも彼らは彼ららしく爆走できるということだ。
そんな彼らのドームツアー「VVS(バイブス)」の開催も決定された。彼らが持つ特有の“肉体性”が、そのまま“肉体”を伴ってステージを縦横無尽に侵食していく姿が楽しみだ。――2024年。彼らはまたどのような姿を見せてくれるのだろう。そう彼らは姿かたちを変えながらまた“こっから”始まっていく。スタート地点からスタート地点へ。常に“始まり”である彼らの活躍を受け止められる強靭な心臓の“バイブス”を持って、2024年を迎えたい。
(文/衣輪晋一)
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