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「買ってはいけない土地だった」契約後に判明した事実に唖然、30代夫婦を襲った土地トラブル
「土地解約」「横取り」「買えない土地」、驚きの土地トラブルの全容
相場より400万ほど安い土地だったものの、将来的に擁壁やフェンスの修繕や管理といった数百万〜数千万の負担が発生する可能性のある土地だったという。解約期限直前に約10万円の手付を放棄し解約することができた。
新たな気持ちで探した土地は購入の申し込みをした翌日に「現金一括購入者」が現れ、まさかの横取りを経験。その後に気になった土地は下見を申し入れたものの、当日になり売主がドタキャン。電話口で「買わない方がいい」と告げられたという。
【あひさん】 県をまたぐ遠方からの契約だったので何度も現地に行くことができないこともあり、見に行けるタイミングで契約を決めないといけない焦りから「(土地の)境界線を自分の目で確認する」など契約における重要で基本的なポイントを見落としてしまいました。 土地の購入は何百万、何千万円が動く大きな買い物です。いい土地が見つかると、他人に買われる前に買わないと…と急いでしまう気持ちもありますが、本当にその土地で問題はないのかを慎重すぎるほど確認してほしいと思います。
5歳双子男児と暮らす家、「毎日が大運動会でもイライラしない。家を建てて本当によかった」
【あひさん】 残念ながら、売主や仲介不動産の中には「土地が売れればあとは知らない」というそんな業者もいます。 「人気の土地だからすぐに売れてしまいますよ」。それは事実かもしれませんが、もしかするとただの営業トークかもしれません。流されないよう慎重に、時には第三者からのアドバイスをもらいながら土地選びをしてください!
――その後の土地探しが難航するなか、最終的に購入されたのは「ほとんどの人が避けるような高低差2m北道路の土地」とのことでした。実際に入居されてメリット・デメリットはいかがでしょうか?
【あひさん】 メリットはなんと言ってもプライバシー性に優れている点です! 南側に庭があるのですが、道路に面していないのと南側の隣家に窓がほとんどないため、人目を気にせず子どもをプールで遊ばせたりBBQをしたりできます。玄関側も目の前の道路から約2m高いため、通行人から家の中が見られないのも嬉しいです。
【あひさん】 北道路特有の日当たりの悪さです。1階の南側全体をLDKにしたのですが、冬場のLDKは暗いし寒いです。基本的に照明と暖房は昼間でもつけっぱなしです。2階の南側の部屋は日当たりがいいので明るいし、日中は暖房がいらないぐらい暖かいです。北道路の家を建てる方は、2階リビングを検討してみるのもおすすめです!
――近年では、土地・建物価格の高騰などから賃貸派も多くいます。度重なる「土地トラブル」にもめげず、賃貸ではなく、マイホーム購入へと至った背景にはどのような想いがありますか。
【あひさん】 主人は全国転勤のある会社に勤めており、子どもと一緒に引越しし続けるのは大変だと感じていたため、子どもが小学校入学するまでにはマイホームを建てたいと決めていました。また、私も主人も一戸建てでのびのびと育った経験から、子育てするにも一戸建てがいいと思っていました。
現在5歳の双子の男の子を育てていますが、毎日大運動会のように騒いでいてもイライラすることなく過ごせています。賃貸だと隣や下の部屋に迷惑がかかるから、毎日怒っていたかもしれません…。家を建てて本当によかったと思います。