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パフォーマンスは“放送尺”を計算 ラミレス氏が考えるマスアピールの重要性

 先月、5年間務めた横浜DeNAベイスターズの監督を退任したアレックス・ラミレス氏。退任直後にYouTube公式チャンネル「ラミちゃんねる」を開設すると、早々にチャンネル登録16万人を突破し、人気の健在ぶりを証明している。現役時代は外国人選手として初の2000本安打達成した頼りになる強打者、監督としてはデータを駆使した知将、何よりその陽気なキャラクターで日本プロ野球界を大いに盛り上げた"ラミちゃん"に、球界を離れての日々、エンターテイナーとしての今後の展望について聞いた。

野球を離れ、家では妻の“采配”に従う日々

──長きにわたる野球人生、お疲れ様でした。最近はどんな日々をお過ごしですか?
ラミレス野球から離れて2週間(取材時)、最も学んだのは「妻への謝り方」です(笑)。私が野球で家を空けている間、我が家の“采配”を振るってきたのは妻ですからね。そこへいきなり私がやってきて家庭のルールをことごとく壊して回っているので、「ちょっとパパ、何やってるのよ」と怒られてばかりです。

──いったい何をされたんですか(笑)。
ラミレスたとえば子どもが学校から帰ってきたら、まずは手洗い、トイレ、それからおやつという順番が鉄則なんですが、私も子どもの顔を見るとうれしくなっちゃってね、帰って来た瞬間に「アイスだよー」とかやっちゃうもんですから「ダメでしょ!」と。まあ本当に、この年になってようやく父として夫として学び直しているところですね。

──監督として最後の試合となった読売ジャイアンツ戦後の、原辰徳監督との感動のセレモニーの後にそんな日々を送られていたとは…。
ラミレスあの日、家を出るときに妻から「今日は泣かないでね」と送り出されたんですよ。それをマネして、子どもたちも「パパ、泣かないでー」と抱きついてきて。だけど原さんに花束をいただいた瞬間にそれもすべて忘れて、涙がこぼれてしまいました。だけど今はどこか開放感と言いますか、これまで時間が取れず着手できなかったことに挑戦するぞ、という気持ちでいっぱいです。

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