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「まるで『おかえり』と聞こえてくるよう」母子を撮影する父が写真に込めた“家族愛”
「でも、たまに僕も写りたい(笑)」いつも撮影側に回る“お父さんあるある”明かす
【イナガキさん】とてもうれしいです。「親になったらこんな写真が撮りたい」「家族っていいな」「優しい気持ちになれた」といったコメントを見たときには、うれしかったと同時に“写真って見たままを写すだけじゃなくて、見た人に想像してもらうことで、色んなことを伝えたり、役に立てる可能性があるかも?”と思うようになりました。
――本格的に写真を撮るようになったのはいつ頃なのでしょうか。
【イナガキさん】僕は小さい頃から写真を撮る事自体は好きでしたが、強く興味を持ったのは息子が生まれたタイミングだと思います。成長過程をしっかりと写真を残してあげたいと思い、思い切ってプロが使うような本格的な一眼レフカメラを購入しました。設定が分からなくても綺麗な写真が撮れてしまうので、写真が一気に楽しくなりました(笑)。
――息子さんが生まれてから、本格的にカメラを始めたんですね。
【イナガキさん】そうですね。それまで写真は旅行やイベントなど何か特別な機会に撮るものだと考えていましたが、家族ができてからはできるだけカメラを持ち歩いて日常を沢山残したいと考えるようになりました。
――ご家族を撮影する際には、父としてどんな思いがあるのか教えて下さい。
【イナガキさん】子どもはすぐに大きくなりますし、できるだけ色んな瞬間を沢山写真に残してあげたいなと思っています。後から家族で昔の写真を見返して、会話をすることがとても楽しい時間になっています。でも、たまに僕も写りたいな、と思うことがありますね(笑)。