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ブームから15年、“生協の白石さん”の今…コロナ禍で悩む若者へのアドバイスとは?
『好感度を保持したい』なんて気持ちもあったから“さよちゃん”には敵わない
「まず、心中お察し申し上げますと言いたいです。クサしてしまう時間も多いと思うけど、自分以外のみんなも、同じくらいの大きさで、同じ思いを抱えています。そして、その思いを共有できたとき、皆さんの世代は、次の世代の人たちがより良い大学生活を過ごせるための大きな力になる。ですからクサらずに、頑張ってほしいと思います。微力ですが我々、大学生協は味方です!」
「いやー、9歳でスゴイですよねー。『かわいくなりたいです』という相談に『そう思っているあなたはきっとかわいいです』なんて、僕には書けません。大人は、その真意をわかってほしくて、文章にいろいろな肉付けをして、かえって内容が薄くなってしまうみたいなところがありますからね(笑)。何より、感性がキレイですよね。僕の場合、『白石のいる店に行くのはやめようって思われたくない』とか、『好感度を保持したい』なんて気持ちもあったから、さよちゃんには敵いません(笑)」
“生協の白石さん”に続き、“さよちゃん”の流行からも明らかになった、人と人との文字でのコミュニケーションの力。いつの時代も、人が存在する限り、その需要は存り続けることだろう。
文/河上いつ子