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時価総額4000万円以上 香港在住コレクターが『遊戯王』カードで学んだ人生哲学「重要なのはチャンスをものにすること」

Ray Chan氏『遊戯王』カードコレクション 画像提供/Ray Chan氏

Ray Chan氏『遊戯王』カードコレクション 画像提供/Ray Chan氏

 1999年に第1弾が発売されて以来、20年以上にわたって多くの人を熱狂させている『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』(以下『遊戯王』カード)。ギネスブックの「世界で最も売れたトレーディングカードゲーム」に認定され、希少なカードは1枚数千万で取引されるなど、圧倒的な人気を誇っており、日本国内のみならず、海外にも多くのファンが存在する。今回、そんな『遊戯王』カードに魅せられた、香港在住のコレクター・Ray Chan氏(@raychan0210)とコンタクトを取ることに成功。日本と異なる環境のなかで、『遊戯王』カードにハマった理由や、自身のコレクションを披露してもらった。

カードの収集ではなく、子どもの頃の“記憶を収集”

――日本とは異なる環境のなかで、『遊戯王』カードにハマったきっかけを教えてください。
Ray Chan『遊戯王』カードに初めて触れたのは、7歳の時。当時『遊戯王』は香港でも有名で、多くの子どもたち、ティーンエイジャーが、『遊戯王』カードで遊んでいました。私の第一印象は、華やかで刺激的だと思いました。クラスメイトの中には、放課後に遊んでいる人が多く、対戦を見ているときはワクワクしました。
――その後、どういう経緯で世界的なコレクターになられたのですか?
Ray Chan子どものころにハマったのですが、その後卓球の練習に集中するために、『[Mythological Age-蘇りし魂-]というシリーズのリリース後、一度『遊戯王』カードから離れました。その後、2017年4月5日(香港の祝日)に、再び『遊戯王』カードの世界に戻りました。小学校の同級生に、「『遊戯王』カードのルールが変更になったからカードが少し安くなる」と言われたことがきっかけでした。

 私は、ほとんどのコレクターが、自分たちの子供時代のために『遊戯王』カードを収集すると思っています。私たちはカードを収集しているわけではなく、私たちの子供時代の記憶を収集しています。なので私は、「子どもの頃(の記憶)を見つけたい」と思い、その日に、香港のカード店に行って、古い『遊戯王』コレクションを買いました。

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