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時価総額4000万円以上 香港在住コレクターが『遊戯王』カードで学んだ人生哲学「重要なのはチャンスをものにすること」

世界中のコレクターと経験を共有できることが魅力

――『遊戯王』カードはなぜ、Ray Chanさんをはじめ、世界中の人々を魅了していると思いますか?
Ray Chan『遊戯王カード』は、日本語をはじめ、英語、中国語、スペイン語、フランス語など、多くのバージョンがあることが要因の一つだと思います。そして、1999年から2003年にかけて多くの子どもたちが集めており、その世代が成長して仕事を始めるようになった今日、『遊戯王』カード市場がとても熱くなっているのだと思います。

 『遊戯王』カードのコレクターは世界中にいます。私の親友の1人・ケイをはじめ、日本、中国、台湾、米国、シンガポールなど世界中でたくさんのコレクターに会いました。『遊戯王』カードのおかげで、私たちはグループ化し、インターネットを通じて、経験を共有できるということも魅力の一つだと思います。
――『遊戯王』カードから学んだことはどんなことですか?
Ray Chan私が『遊戯王』カードから学んだ最も重要なことは「チャンスをものにする」ことだと思います。たまにチャンスに遭遇することがあっても、ものにできないと後悔してしまいます。チャンスは二度と戻らない。

 2018年、私は自分のお金のほとんどを遊戯王コレクションに費やしており、余ったお金はあまりありませんでしたが、突然、友人の一人が「『エビルナイトドラゴン』を売りたい」と言ってきました。本当に短時間で決断しなければなりませんでしたが、幸いにも私はそのカードを購入しました。このチャンスを逃すと“コレクションの旅”で、このカードを入手できない可能性がありました。この経験のおかげで、今では、自分のキャリアや日常生活の中で本当に速く決断することができるようになりました。

 また、コレクターとして他の人よりも一生懸命働き、より多くの時間を費やせば、すべての目標や夢を達成できると信じています。「最善を尽くし、残りは神が行う」は私の人生の哲学の1つです。
――カードコレクターとしての大きな夢は何ですか?
Ray Chan『遊戯王』カードコレクターとして、将来「東京ドームセット」を完成させたいと思っています。このセットは、子ども時代の重要で思い出に満ちており、いつか夢を実現することができると信じています。

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