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主人公を食った“名脇役”スヌーピーが70年愛されるワケ 日本独自の戦略で人気継続

  • スヌーピー(C)2020 Peanuts Worldwide LLC

    スヌーピー(C)2020 Peanuts Worldwide LLC

 世界で一番有名なビーグル犬・スヌーピーが活躍するコミック『PEANUTS』が、10月2日に70周年を迎える。日本でも英語の教科書やグッズなどで世代を超えて愛されてきたキャラクターだが、スヌーピーが実は脇役ということを知っている人は少ないだろう。日本での独占エージェント権を持つソニー・クリエイティブプロダクツのIP推進本部・渡辺恵介氏に、改めてスヌーピーの奥深い魅力について聞いた。

グッズ先行で人気を得たスヌーピー、「世界の中心は自分」という主役的な性格が魅力

 “スヌーピーとゆかいな仲間たち”が活躍するコミック『PEANUTS(ピーナッツ)』の連載が、アメリカの新聞7紙で始まったのは1950年10月2日のこと。現在も75カ国、21の言語、2200紙で連載されている不朽の名作コミックだ。

 スヌーピーが初めて登場するのは、連載開始から2日後の10月4日のこと。それもそのはず、『ピーナッツ』の主人公はスヌーピーではなく、その飼い主であるチャーリー・ブラウンなのである。脇役だったスヌーピーが、いわば主役を食うほどの人気者となったのはなぜなのだろうか? ソニー・クリエイティブプロダクツの渡辺氏はこのように言う。

「まず前提としてキャラクターとしての圧倒的な可愛さが、その理由としてあると思います。日本では1967年に谷川俊太郎さんの翻訳による単行本が初登場。翌年にはグッズの展開も始まりますが、そのときからフィーチャーされたのが、主役のチャーリー・ブラウンでなく飼い犬のスヌーピーでした。キャラクタービジネスにおいては基本的に人間よりも動物のキャラクターのほうが受け入れられやすいとされています。日本ではコミックよりもグッズで広く親しまれるようになった背景もあって、スヌーピーが主役的に見られているのかもしれません」

 ご自身も登場キャラクターの中では「スヌーピーが一番好き」という渡辺氏は、もう1つこんな理由も挙げる。

「スヌーピーの『世界の中心は自分』といったような主役的な性格もあるかもしれないですね。一方のチャーリー・ブラウンはいい人だけど、どこか冴えない脇役的な性格。スヌーピーはいつまでたってもチャーリー・ブラウンの名前を覚えずに『丸頭の男の子=(The round-headed kid)』と呼んでいて、自分のほうが飼い主だと思っているフシさえあります。ただ可愛いだけでなく、一筋縄ではいかない性格もスヌーピーの魅力です」

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