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整形男子・アレンの目標は人造人間「施術はポジティブに。“負の整形”はしてはいけない」
モチベーションは好きなものに囲まれて生きること「価値を感じない服は、1500円でも高い」
「もともと肌はきれいだけど、ここ2年間くらいは肌の治療にも費やしてきました。こないだも30分で16万円ぐらいする、欧米で話題のエムスカルプトという部分痩せをやってきました。新しいものが大好きなので、目新しい美容法を見つけたらとりあえず挑戦しています」。
“アレン信者”と呼ばれるアレンのファンの多くは美容オタクだという。「だからアレンはもっと美容に詳しくなくちゃ」そんな気負いも、新しいものへのチャレンジ精神につながっているという。
自分でプロデュースするようになってから、より充実したタレント活動ができているという。大好きなハイブランドに身を包んで、メイクもスタイリングも含め、頭の先からつま先まで自分プロデュースした“アレン”を見せることに喜びを感じているようだ。
「好きなものに囲まれて生きることってモチベーションになるじゃない。ハイブランドの洋服って、細部までデザイナーのこだわりが感じられて、見ているだけでも楽しいの。だから10万円、20万円するカットソーでも高いと思わないけど、大量生産で売られているものは1500円でも高いって思っちゃう。そもそも価値を感じていないから買う気がしないし」。
目標は“生きる芸術”「主観での誉め言葉は、全然嬉しくない」
「今流行の芸能人みたいな顔になりたい!」と美容整形をする人もいるが、アレンは「カッコイイ」とか「カワイイ」には興味がない。世界中の人たちを引きつけてやまない美術品のような美しさを目指している。
「アレン、整形前もイケメンだって言われてたんですよ。でもね、“イケメン”って主観じゃないですか? この人が思うイケメンはこう、あの人が思うイケメンはこうって、きっと100人いたら100通り出てきちゃうと思う。でも、絵画とか芸術品への“美しい”っていう評価は、国や性別を超えて、みんな意見が一致すると思いません? だから、目指しているのは“美しい”こと。イケメンとかかっこいいっていわれるのは、アレンにとっては誉め言葉ではないですね。生きる芸術品でありたい」。
「整形している人の中にはね、自分の“目指す美”がブレたまま、なんとなく『今より可愛くなりたい』みたいな気持ちで施術している人も多いの。整形後、”目指す美“に近づいたはずなのに、人に何か言われたりして揺らぐのは、芯がないから。自分の美を本当に追求していたら、他人の意見なんて、どうでもいいもの。つらい思いをしながら整形を繰り返す人もいるけど、それは”負の美容整形“だと思う」
他人から見て美しいではなく、自分から見て美しいことが大事だというアレン。最初に美容整形をしたときからその思いは変わらない。自身の生き方を通して、自信のない人や美容整形で悩んでいる人たちを励ましたいと、ファンとの交流イベント開催にも意欲的。ブレない信念や価値観を得られれば、今の自分にもっと自信を持てる人も増えると考えている。