ORICON NEWS
『公衆電話ガチャ』なぜ今?小学生の8割知らないスマホ時代に商品化した理由とは
実は今でも1km四方に1台、災害時も通信規制や停電の影響受けず安否確認にも使える
――身近な設置場所を確認する方法はあるのでしょうか。
NTT 島村さん東日本大震災の際には、3月11日の東日本全域の公衆電話の通信回数が前日比約10倍を記録するほど、多くの方に連絡手段としてご利用いただきました。これを機に、平時から災害等緊急時に備えるというニーズに応えるため、設置場所をネット上で公開しております。
→公衆電話設置場所検索サイトはこちら
――やはり東日本大震災をきっかけに、その重要性が見直されましたよね。
NTT 島村さん公衆電話は通信規制の対象外となり、停電時も平時と同様に利用可能です。震災直後に安否確認のために運用開始した「災害用伝言ダイヤル(171)」では、300万件を超える利用がありました。被災者の電話番号を入力することで、伝言を残したり聞いたりすることができます。そのほか緊急避難時等には、どなたでも硬貨・テレホンカードがなくても緊急通報ダイヤル(110番119番118番)が使えます。
「災害用伝言ダイヤル」のほか、実はドコモユーザー限定でメールが送れたり、グレーのデザインのものはデータ通信ができたり、フリーWi-Fiを発信している電話ボックスもあったり、知られざる隠れ機能を持つ公衆電話。友人や親子同士でガチャコレクションを手に取り、改めて使い方や重要性を見直す良い機会かもしれない。
『NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション』は、全国のカプセル自販機にて発売中。発売場所は「ガチャ検索」でも見つけることができる。
→タカラトミーアーツガチャ検索はこちら
NTT東日本 はじめての公衆電話キッズページ
公衆電話の使い方をバーチャル体験したり、緊急連絡先を記入できる公衆電話カードを作成したりすることができる。
公衆電話の使い方をバーチャル体験したり、緊急連絡先を記入できる公衆電話カードを作成したりすることができる。