(更新:)
ORICON NEWS
映画初主演のKing & Prince・永瀬廉、グループの絆感じた激動の1年とは?
撮影はデビュー直前、「現場で『シンデレラガール』を歌った」
――初主演の話を聞いたときは、どのように感じましたか?
永瀬廉 びっくりしました。テレビのリハーサルのときに、ジン(神宮寺勇太)と一緒に呼ばれて話を聞き、「え、主演ですか?」と。聞いた後には、正直、リハがまったく頭に入ってきませんでした(笑)。僕は、これまでお芝居の経験もあまりないですし、プレッシャーや緊張も感じて。でも、翌日には自分の中で消化できて、がんばろうと思いました。クランクインまでは少し時間があったので、いろんなジャンルの映画やドラマを観て勉強しましたね。
――具体的にはどんな作品を?
永瀬廉 邦画が多かったです。今作と少し設定が似ていると思って、相葉(雅紀)くんが主演したドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)も観ました。
――映画の撮影はいつ頃でしたか?
永瀬廉 昨年の5月です。ちょうど、King & Princeのデビュー日の少し前くらいから撮影に入り、撮影中にデビューシングルが発売されたんです。なので、現場では(清原)翔くんと一緒に「シンデレラガール」を歌ったり、振り付けを教えてあげたりしました(笑)。それがすごく楽しくて。かなり忙しい時期だったんですが、全然気にならず、お芝居に集中することができましたね。
再び休養に入った岩橋への思い、「玄樹が帰ってくる場所を守ろう」
永瀬廉 いろんな意味で、ドタバタしていたかな。音楽番組にバラエティー、年末には『NHK紅白歌合戦』まで、たくさんお仕事をさせていただきました。この映画も含めて、グループでも個人でも、1年で色々な経験をさせていただいたと思っています。なにが一番とは選べないのですが、それでもこの映画と“紅白”は、僕の中でもっとも印象深い出来事だったかなぁ。とにかく目まぐるしい1年でした。
――そんな忙しい中で、永瀬さんがグループの絆を感じるときは?
永瀬廉 (岩橋)玄樹が休養してから、King & Princeとして仕事をするときですね。5人だけど、6人でいるつもりで臨んでいる、というか…。そういう話をしたわけではないんですが、みんなの気持ちがひしひしと伝わってきて。「6人でひとつ」ということは、僕らはもちろん、ファンの方たちも思ってくれていると思います。昨日、玄樹が再び休養することを発表したのですが(取材日はその翌日)、「玄樹が帰ってくる場所を守ろう」という思いはみんな一緒だったと思います。今回の件では、よりチームワークが強くなったんじゃないかな。
映画初主演で演じたキャラ、「いろんな方から『似ている』とは言われる」
永瀬廉 監督からは、「ちょっとワガママだけど、人に愛されるようなキャラクターを大事にしてほしい」と言われていて。それを聞いた後、もう一回台本を読み直してみて、確かにそういう人だなと思いました。
――愛されキャラという点は、永瀬さんに似ている?
永瀬廉 僕が人に愛されているかはわからないですけど、いろんな方から「似ている」とは言われました(笑)。花穎は使用人に対しても、自分からしゃべりかけていくんですよ。そういうところが愛されポイントだったのかなぁ、と思います。
――永瀬さんご自身は、自ら話しかけにいくタイプですか?
永瀬廉 そうですね。まず自分からいきます。やっぱり、自分を知ってもらえたほうが仲良くなるのは早いですからね。
――花穎の執事・衣更月蒼馬を演じた清原さんとは、どんな関係でしょうか?
永瀬廉 一緒のシーンが多かったので、翔くんとはものすごく仲良くなりました。本読みのときにはまだちょっと壁があったんですが、撮影が始まったらすぐに打ち解けて。今では頼れる兄貴って感じです(笑)。