アニメ&ゲーム カテゴリ
(更新: ORICON NEWS

ゴルゴにAI…伝統の『養命酒』がなぜか攻めてる!? SNSで“バズるプロモ”で若年層売上が120%に

SNSでも活躍するビンくん、「旬のものには乗っかっておきたい」

 『AI養命酒』キャンペーンは、その斬新な発想ゆえにSNSでも大いに盛り上がった。ツイッターでは、「AI養命酒」「OK養命酒」のキーワードが初動1週間で2800万のリーチを達成。毎回、ナナメ上をいくグッズ展開に、「売って欲しい」「もっと数を増やして欲しい」という声もあるという。

 「とってもありがたいですし、がんばって開発した甲斐がありました。でも、あくまでもキャンペーンの特別な賞品としての価値を重視したいんです。あっ、ちなみに、大好評の『AI養命酒』は、見た目だけバージョンアップした<メタルエディションDX>を、なんと2個! 追加できたんですよ!」(ビンくん)

 養命酒のイメージ戦略を担うビンくんは、キャンペーン以外でも公式ツイッターで活躍。商品や効能の紹介はもちろん、ビンくんやハコさんの面白写真や動画も公開している。『仮面ライダージオウ』のニュースが話題になったときは、“ジオウ”と、養命酒の生薬のひとつである“地黄”をかけた、エスプリに富んだつぶやきを放っていた。

 「せっかくSNSを任されているんですから、旬のものには乗っかっておきたいんです。情報には敏感でないとね! ビンだけに〜」(ビンくん)

 「ちょっとしたツッコミどころのあるトーンはいいけれど、何かを批判したり、傷つけたりといったネガティブなことは控えるように、とは言ってあります。ちゃんとルールは守るようにね」(鳥山さん)

 「はい! これからも、養命酒をはじめ、みなさんの健康や日常に役立つ情報を届けていきたいと思います!」(ビンくん)

昭和初期には少年誌に広告、今の時代ならSNSを活用

 年配向けのイメージが強かった養命酒だが、冷えや胃弱、疲労感は年代に関係なく気になるもの。若年層にも養命酒を手に取ってもらいたいという願いは、新進気鋭の社員「ビンくん」の働きもあって、着実に叶えられてきた。今後も養命酒を柱に、若者向け、女性向け商品の充実を測っていく。

 「<ハーブのお酒>シリーズや、ノンカフェインの栄養ドリンクなど、20〜30代向けの商品に関しても、もっと広めていきたい。そこにはやはり、本体の養命酒ブランドの若返りは大事だと思っています。昭和初期には少年誌にも広告を出していたせいか、昔、マンガ雑誌で見ていたという方が大人になって養命酒を手に取ってくれていたりする。若い頃に一度接してもらうことの重要性も認識しているので、今の時代ならではのSNSでのPRは、これからも力を入れていきたいですね。ビンくんには、期待していますよ(笑)」(鳥山さん)

 「はい! ボクも、お客さんには楽しく、健やかな日々を送ってもらいたいですから。これからも、微力ながらサポートさせていただきます! 気になった方はぜひ、ボクのアカウントをフォローしてくださいね〜」(ビンくん)

(文:根岸聖子)
『AI養命酒』キャンペーンは9月30日(日)まで。
【公式サイト】(外部サイト)

可愛すぎる! 働くビンくん&ハコさん動画♪ 紛糾する会議の模様も!?

あなたにおすすめの記事

 を検索