本当に結婚したい！ 私、“面白いお母さん”になりたいんです。

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――横澤さんだけではなく、女性芸人さん共通で言えるんですけど、女性芸人としての“終着点”ってどこになるのかなって思うんです。芸人である前に1人の女性でもあるので、ゆくゆくは結婚、出産、母にもなる。女性としての幸せと芸人として幸せを両立することって、男性が考えている以上に大変なんじゃないかって。
横澤夏子あぁ〜。そうですね……確かにそのバランスって難しいとは思うんですけど。ただ自分の中では、クラスで調子に乗っている女子という感覚が強いんです（笑）。本当に結婚したいという気持ちがあって。私、“面白いお母さん”になりたいんです。結婚はもちろんですけど、早くお母さんになりたいなって。そして、家族も笑わせる（笑）。

――お客さんだけでなく（笑）。
横澤夏子はい！ で、言い方は正しいかは分からないですけど、パートタイマーとして劇場にも出ると（笑）。それが私の理想です。「ちょっと、吉本行ってくるわ〜」って（笑）。

――今までの経験上で良いんですけど、彼氏が出来たりすると芸に支障をきたすことってあるんですか？ 女性の部分が大きくなりすぎて、芸人の部分では“恥じらい”が生まれたりするときもある？
横澤夏子あぁ〜ありますね。やっぱり（笑）。婚活パーティでお付き合いした方もいるんですけど、「（私が出てる番組）一切観ないで！」って言ったこともあります。観てほしいという願望はないですね。ただ、単独ライブなどで、自分の中で自信が持てるネタなら観てほしいという気持ちも生まれるかも知れないですけど……難しいですね（笑）。

もし、結婚する代わりに「芸人を辞めてくれ」って言われたら……

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――女性としての幸せ、芸人としての幸せ。両方同じくらい望んでいいはずなのに、なんとなく世間の目はそれを許さないような風潮を感じるときがあって。女性芸人に凄く悲哀を感じる瞬間があるんですよ。
横澤夏子迷う瞬間は確かにありましたね。「女芸人って、女を捨てないといけないんじゃないか…」って思う時もあって。ただ、テレビに出させて頂くうちに、案外そうでもないなって。「別に脱がなくてもいいんだ！」って（笑）。

――女を捨てなくていいじゃんって（笑）。
横澤夏子テレビに出始めたときは「地獄のような日々が待ってるんじゃ…」なんて思ってたんですけど、そんなこともなく（笑）。だから、本当にクラスで調子に乗っている女の子のまま行かせてもらってるんです。それは凄いありがたいことだなって…。

――では、芸人と両立しつつ、女性としての幸せを得るため日々まい進してると。
横澤夏子はい！ すぐにでも結婚したいので、羽交い絞めしてでも首を縦に振らせたいんですけど。

――意地悪な質問ですけど、もし大好きな彼から結婚する代わりに「芸人を辞めてくれ」って言われたら？
横澤夏子その時点で、私自身のことを大好きでいてくれないんだなって思いますけど、そこから自分が上の立場で決定できる位になりたいですね！ 今だと泣きながら「え〜!!じゃあ辞める〜」ってなっちゃいますけど（笑）。そのためにも芸人としての自分を磨いて、もっともっと“良い女”になりたいですね。

――結婚、出産、母親など女性としての幸せを、芸に還元できたら最高ですね。
横澤夏子そうですね！ さっきも言いましたけど、“幸せな女”が一番面白いですから！ もちろん自己陶酔ですけど（笑）。