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横澤夏子インタビュー「女芸人の幸せってなんだろう…」

私は、“幸せな人”が好きなんです! 特に幸せに浸ってる人が(笑)

――横澤さんの“ウザい女”ネタって、根底に共通するものがありますよね。
横澤夏子私は、“幸せな人”が好きなんです。もちろん、自分ひとりだけが幸せに浸ってる人なんですけど。

――なるほど! その自己陶酔している様が笑えるということなんですね。諸悪の根源ってほどでもないからそこまで害もないし(笑)。
横澤夏子そうなんです。なんか、ギリギリ許せてしまうくらいを何時も狙っていきたいんです。私のツイッターに、イラっとする人に会った方が、その愚痴を送ってきて、実際に私が単独ライブでそのネタをやることも多いんですよ。

――へぇ〜。フォロワーが作家なんだ。
横澤夏子で、実際にライブも観に来てくれて「ホント、成仏しました!」とお礼を言って下さって。ウインウインの関係です(笑)

――凄く良いシステムですね(笑)。お客さんも一体となったライブだ。
横澤夏子昨年は本当に沢山のお仕事を頂いて、テレビにもいっぱい出させて頂いたんですけど、その分、バイトなども出来なくて、例えばバイト先での“イラッとする瞬間”なんかが無くなってしまったんです。でも、その代りツイッターに沢山の日常でのイラっとする瞬間が送られてくるのでネタは尽きません(笑)。

――全国に作家さんがいる状態ですね。でも、横澤さんというフィルターを介してだからこそ面白いですよ。
横澤夏子いやいや! 皆さまのおかげでなんとかやっております。

去年一番悔しかったのはやっぱり『R-1』決勝ですよ…

――でも、ネタ番組で観る横澤さんと、情報番組などで観る横澤さんは違いますよね。やっぱり、良い家庭で育ったお嬢さんなんだろうなっていう雰囲気が伝わってくる。
横澤夏子え〜! そうですか!? 凄く嬉しいんですけど、多分、私が一番“女子の中の女子”だと思いますよ。私が演じているイラっとする女性よりも、私自身の方がイラっとさせる自信があります(笑)。

―― 一番ヤバイ女だと(笑)。でも、一番ヤバイ人って、自分がヤバイ人という自覚がない人じゃないですか?
横澤夏子それを気づいている上でのさらにヤバイ人なんです。良い子に思われたいんです!

――引かないなぁ〜(笑)。因みに昨年は沢山の大物と絡んだりして、手ごたえもあった思うんですけど、逆に忘れたいくらいの失敗ってあります?
横澤夏子沢山ありすぎて嫌になるくらいですよ〜(笑)。でも、一番はやっぱり昨年の『R-1ぐらんぷり』の決勝ですね。

――初めて決勝に進出されましたね。
横澤夏子凄く嬉しかったし、気合も入っていたんですけど、空回りしてしまって…。思い出すだけで「あぁ〜〜!!」ってなりますね。しかもその時、審査員に清水ミチ子さんがいらっしゃったんですよ。実は『R-1』の前に、別の番組で清水さんが嫉妬する芸人として私を選んでくれたんですよ。そんな清水さんの前で爪痕を残せなかったのが……嗚呼。

――吐息が凄い(笑)。相当トラウマですね。
横澤夏子ご恩返ししたかったんですけど……同じグル―プに(ハリウッド)ザコシショウさえいなければ(笑)。

――アハハハハ! でも、その悔しさが糧になりましたよね。
横澤夏子テレビで自分が本当にやりたいネタが出来るのは賞レースだけですから。ある意味、テレビ局から3分間を買ってるということですからね。やっぱり決勝には行くべきだな!と。

――確かに。そうなると、今年の『R-1』は昨年の雪辱を晴らす絶好の機会だと。
横澤夏子そうですね! あの悔しさがあったからこそ頑張ってこれたので。今年は絶対優勝したいです!! 今年は絶対にやりたいネタが2つあるので、決勝で披露したいんです。作家は全国にいますから(笑)。

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