TOKYOの歌詞
TOKYO
発売日 | 2019年05月27日 |
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作詞 | 椎名林檎 |
作曲 | 椎名林檎 |
同じ夢で目覚めた。なぜ今また昔の男など現れる。眉や目でさえ憶えていない相手じゃ遥か朧の月。曖昧模糊。そんな顔を見て過ごしていた、妙な場面。夢は十中八九晴れ模様清々しく。精々願望を映し出しているようで、莫迦に幸せそうに燥いでいたっけ。
ああしんどいわ。頭のみ冴えている。どことも誰とも繋がらないこの命。ああ重いわ。
持て余した自我。急いで夢の途中に戻して。起きていたくない。
微熱を帯びた瞼が居直ると、現の世界は荒れ模様忌々しく。傘も携え用意周到だった。
だのに濡れている自分。不幸なんだって。
まあしんどいよ。しとどに泣く足。どこへも誰へも続いていないこの道。まあ酷いよ。
踏み外した過去。行けども帰れども責められて失せてしまいたい。そう当座凌ぎに必死の人生。悲しくてもう耐えられない。ねえせめて愛されてみたかった。ひと度でも。
どんな最期を迎えて死ぬんだろう。変わらず誰にも甘えず、ずっとひとりなら長いわ。
高が知れた未来。短く切上げて消え去りたい。飲み込んで東京。
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タイトル | 歌い出し |
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