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プロから学生・主婦まで “国産材”の魅力を引き出す「WOOD CHANGE AWARD」受賞作が決定

 国産材の需要創出・利用拡大を支援するプロジェクト「WOOD CHANGE CHALLENGE(ウッド チェンジ チャレンジ)」。昨年11月より開催していた「WOOD CHANGE AWARD」では、これまでにない自由な発表で、国産材の使い方や仕組み、体験、コミュニケーションなどで、木のイメージを変える新しいアイデアを募った。プロアマ問わず100を超える応募があり、その中から6作品の受賞が決定。3月5日より東京・代官山 蔦屋書店にて、受賞作品がお披露目される。

 同アワードは、国内外より未発表の作品やプロトタイプ、コンセプトスケッチやサービスまで幅広くアイデアを募集。国産材にクリエイティブを掛け合わせ、「もしかしてこんなに変わるかも(Would change)」という自由奔放なアプローチを集めた。その結果、国内に加え、タイや中国などの海外からも作品が寄せられ、グラフィックデザイナーや映像作家、アニメーター、学生、主婦などが参加。103作品の中から、建築家やアートディレクターなどの審査員4名により、ゴールド、シルバー、ブロンズ、ピックアップ賞が決定した。

 ゴールドを受賞した「もりのがっこう(仮)」は、林業従事者、北欧雑貨店主、デザイナー、カメラマンら7名の作品。森林・林業現場への興味関心を高めることを目的に『こんな森があったらいいよね』を共有・実現する場として、現役の林業従事者がひらく「もりのがっこう(仮)」を創立するアイデアとなっている。シルバーには研究者のZhenfang Chen氏の「Hygrosensitive Shape-Shifting Facade」、ブロンズは、編集者、グラフィックデザイナーの2人が制作した「戻り苗」が受賞。ピックアップ賞は「#MATERIALITY賞」「#ACTIVITY賞」「#STORYTELLING賞」の3作品が選出された。

 「WOOD CHANGE CHALLENGE」プロジェクトを支援する、林野庁 木材利用課長は「応募作品は、いずれも、木材の魅力や可能性を強く感じられるものでした。クリエイターの皆さんが生み出されたアイデアを通じて、多くの方々の日本の森や木への関心が高まり、ひとりひとりの『ウッド・チェンジ』のアクションにつながることを期待します」とコメント。

 3月5日には「WOOD CHANGE AWARD」ならびに、異分野のクリエイターが集結し新しい国産材の活用を試みたクリエイティブセッション「WOOD CHANGE CAMP」に関する授賞式をオンラインにて、展示会を代官山 蔦屋書店2号館1F建築・デザインフロアにて実施する。授賞式では、受賞作の表彰、審査員によるクロストーク、CAMP参加クリエイターチームによるピッチの実施もあり、参加には事前申し込みが必要。展示は3月18日まで閲覧可能。

提供:株式会社ロフトワーク

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