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“レベチ”の天才・鬼才が挑戦する『LOUD』沼へようこそ 次世代K-POPスター候補10人の名場面集【Vol.2】

視聴者驚愕! 創造性あふれる10代の鬼才クリエイターたち
視聴者に「レベル高すぎてもはやアイドルオーディションじゃない」「ハイレベルすぎて全員やべぇやつみたいだった」「LOUDめっちゃ面白いし、参加者のレベルがおかしい」とまで言わしめたのが、前出した日本人のコウキと、クリエイティブ面で10代とは思えないほどの独創性豊かなパフォーマンスを見せたウンフィ(16)、ダニエル・ジェガル(17)、ソン・シヒョン(14)でした。3人の驚愕のパフォーマンスを振り返ります。

ウンフィ/EUN HWI

「プロレベル」「買いたい」と絶賛される作曲センス
生年月日:2004年11月11日
年齢:16歳
血液型:B型
特技:作曲、編曲、ラップ、スキー
4歳から始めたスキーをさまざまな理由で断念し、独学でK-POPの作曲をしているというウンフィは高校2年生。2019年2月に初の自作曲を完成させてからまだ2年ほどながら、第1ラウンドの実力ステージで自作曲『DO THAT SxxT!!』を披露すると即合格。「ここで誕生するアイドルグループに曲を提供してもいいと思います。すごいミュージシャンに出会えました」(PSY)、「経歴と年齢を考えたら最高といえるでしょう」(J.Y. Park)と作曲家としての可能性を認められます。

自作曲『DO THAT SxxT!!』を披露

第2ラウンドでウンフィが作曲した『CCHILL』をパフォーマンスする前には、PSYが「個人的にウンフィくんから会社として買いたい曲。本当にいい曲。歴史的なステージになると思います」と太鼓判。実際に両プロデューサーも参加者も一体となって盛り上がるステージとなりました。

自身が作曲した『CCHILL』を披露

J.Y. Parkは「サウンドに対する感覚がプロの作曲家レベル」と絶賛。PSYは「『LOUD』が今後のウンフィくんにどんな影響を与えるかわからないけれど、ミュージシャンとして今日は大事な日になると思う。本当にいい曲」とベタ褒めで、個人点ではチョン・ジュンヒョクに並んで1位タイとなる192点(JYP97点、PSY95点)の高得点を叩き出しました。

ダニエル・ジェガル/DANIEL JIKAL

「ザッツクレイジー!」映像制作もできる衝撃のクリエイティブ能力
生年月日:2004年6月24日
年齢:17歳
血液型:A型
特技:映像編集、ラップ、作詞&作曲
アメリカ・カリフォルニア州のオレンジカウンティ芸術学校2年生のダニエルは、国籍は韓国ながら、祖父母と両親がブラジルに移住したため韓国に来るのは初めて。「韓国に来るのが昔からの夢でした」と語ります。専攻はテレビと映画で「学校では映画を撮っていて、脚本・監督・編集・制作などをしています」と説明しました。

ダニエル・ジェガルの自作短編映画『GO』

第1ラウンドの「魅力ステージ」で披露したのが、SNSを騒然とさせた自作短編映画『GO』。「音楽、脚本、編集、ボーカル、すべてを僕1人で作りました。内容は『韓国へ来ることについて』です。どういう思いで韓国に来たのか。これは人生における次のステージです」と伝えて上映すると、J.Y. Parkは「ザッツクレイジー! ザッツクレイジー!」と、今でも番組の冒頭で使用されている名言を連発。「まず、曲が始まったときに衝撃を受けた。映像や曲のコード、ラップなど全てを使って韓国に来る思いや自分自身を表現していた」と興奮します。

「実力ステージ」でラップを披露

続く「実力ステージ」ではアメリカの友人と作ったというラップを披露。PSYは「僕が見た10代の中で最もクリエイティブだ。映画を撮り、曲を書き、トラックまで作る。ラップも上手だし、歌もバッチリだった」と絶賛の嵐。J.Y. Parkはマイクを通さずに「この番組は成功すると思う」と確信したほど、強烈な才能との出会いとなりました。
SNSでも「LOUDのダニエルくんレベチ……」「ダニエル君もう多才過ぎ」「ダニエルくんのGO何回観ても凄すぎて笑っちゃうwほんと意味わからん笑」「ダニエル、アイドルも良いけどソロアーティストとして活動してくれないかな……」と称賛の声が相次いでいます。

ソン・シヒョン/SONG SI HYUN

「秀才であり天才」両プロデューサー衝撃の創造力
生年月日:2007年4月4日
年齢:14歳
血液型:B型
特技:作詞、作曲、ギター、ピアノ
次なる鬼才は「Sean Song」名義でYouTubeにギターのカバー動画を投稿し、中学生ながらチャンネル登録者数65万人、再生数1000万回を突破する動画もあるソン・シヒョン。まずは小学校低学年のときに描いたという絵に両プロデューサーは興味津々。「未来には音楽を燃料とするMUSIC CAR(=MUCA)があると思って、MUCAに乗って成長したいという思いを込めて描きました」と説明すると、PSYは「うわぁ!」と声を上げ、J.Y. Parkは「まいったな、ちょっと待ってくれ……」と斬新な発想に混乱します。

自作曲『ミル』を披露

第1ラウンドの実力ステージでは自作曲『ミル』を披露すると紹介し「今日はギターを置いて、別のものを披露します。ギターを弾きません」と宣言。「トラップ、ブームバップ、国楽、フューチャーベースなど。いくつかのジャンルを混ぜて作った曲です。パフォーマンスではスマホを利用して、ピッチベンド(音程調節)をします。プログラミング言語を利用してコーディングしたものです。ダイナミックなサウンドと視覚的な効果を演出しました」と流れるように説明し、両プロデューサーは驚愕します。
ラップを繰り出し、キーボード演奏を始めたところで両プロデューサーの椅子は一気に3段階前進して合格。その後も演奏は続き、PSYは「うわぁ」と声をあげて大興奮。J.Y. Parkものけぞり、参加者からは大歓声があがります。J.Y. Parkは「ラップを聞いたときは少し不安になりましたが、キーボードを弾いたら16分音譜まで正確。最後のケンガリ(韓国の金属製打楽器)の音にも衝撃を受けました」と舌を巻きました。
タッチの差でスカウト権を逸したPSYは「ジニョン(J.Y. Park)さんは『JYPは天才よりも秀才を好む』と何度も言っていました。それなのに必死で獲得して。なんなんですか!」と不服顔。J.Y. Parkは「彼は秀才でもあるし、天才でもある」とにんまりします。

第2ラウンドのパフォーマンス

第2ラウンドでは、前出のダニエル・ジェガルとチームを組み、J.Y. Parkは「ベートーベンとモーツァルトみたいだ」と期待に胸を高鳴らせます。ダニエルが撮影した映像をバックに、シヒョクがキーボードでベートーベンのピアノソナタ『月光』を弾き、2人の自作ラップを織り交ぜてパフォーマンス。PSYは「こんな番組がありましたか? 最初から最後までかっこよかったです」と驚嘆しました。
しかし、第1ラウンドから指摘されていたシヒョンのラップスキルが唯一の弱点に。シヒョンの才能をもってしても、他の参加者がハイレベルとあって、残念ながらここで脱落となりました。YouTubeのコメントでは「天才って言葉が似合う子だなぁ、今後の活動が楽しみ」「まあこの子はグループよりソロだよねぇ……応援してます……!」「ちょっともうこちらの音源買いたいです。デビューしてください」と、今後に期待が高まっています。



このほかにも魅力にあふれた参加者たちが大勢います。徐々に人数が絞られ、精鋭たちの才能にはさらに磨きがかかり、ビジュアルも洗練されて精悍さを増してきました。ハイレベルな参加者の中にあってもレベルの高い日本人参加者は、果たしてデビューできるのか要注目です。

『LOUD』(ラウド)とは?

「JYPエンターテインメント」代表のパク・ジニョン(J.Y. Park)と、「P NATION」代表のPSY(サイ)が次世代ボーイズグループを発掘するオーディション。応募条件は「2000年1月1日以降に生まれた男性」。64ヶ国からの応募があり、200日かけて行われたグローバルな予選を経て、日本人6人を含む総勢73人が参加した。

「実力」「魅力」という2つの審査基準でさまざまなステージに挑戦し、最終ステージまで進んだ挑戦者の中から、JYPエンターテインメントの次世代ボーイズグループ1組、P NATION初となるボーイズグループ1組、計2組のボーイズグループがデビューする。

韓国の地上波SBSでは6月5日から放送がスタートし、日本では7月3日からdTVで独占配信(日本語字幕付き)。全15話(1話110分〜120分予定)。第1話〜3話までYouTubeで無料配信。
dTV『LOUD』配信スケジュール
8月中:毎週土曜 午前0時〜1話ずつ更新
9月3日(金)午前0時:第11話配信
9月4日(土)午前0時:第12話配信
9月10日(金)午前0時:第13話配信
9月11日(土)時間未定:第14・15話リアルタイム配信(★)
9月16日(木)時間未定:第14話アーカイブ配信(日本語字幕付き)
9月23日(木)時間未定:第15話アーカイブ配信(日本語字幕付き)
★=リアルタイム配信は通常の配信と異なり、規定時刻から1回限り視聴できる配信形態(ノーカット、日本語字幕なし)
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(8月10日掲載)

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