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『好きなYouTuberランキング』1位はHIKAKIN、2位は草なぎ剛が
大人から子どもまで支持を集めたHIKAKINが1位
YouTuberの草分け的存在とも言うべきHIKAKINが、貫禄の総合1位。10代から50代まで、すべての年代で1位に輝いた。
HIKAKINは、ヒューマンビートボックスの動画で注目され、エアロスミスやNE-YO、アリアナ・グランデといった海外アーティストとも共演。さらに商品紹介の動画やゲームの実況動画、プライベート動画でも人気を博し、自身もテレビCMや番組などに出演。最近では、実兄・SEIKINと一緒に『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でパフォーマンスを披露したり、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演するなど、テレビでも活躍中だ。
そんなHIKAKINについてユーザーは、「ちゃんとYouTuberとして視聴者と向き合い動画を作っている」(大分県/10代/女性)、「毎回大胆な挑戦をして視聴者を楽しませてくれる。人が不快になることはやらないので好感がもてる」(宮城県/50代/女性)、「商品レビューもあまり辛口にならず、観ていて安心」(沖縄県/30代/女性)など、彼のYouTuberとしての姿勢や人柄の良さを高く評価。さらに「子どもが夢中で観ている」(千葉県/50代/女性)、「子どもを笑顔にさせる好青年。嫌味がない」(埼玉県/30代/女性)など、子ども受けが良く、親世代からも信頼が厚いのも彼の強みと言えるだろう。
2位は初心者YouTuber草なぎ剛、大人世代の入り口にも
デビューして約3ヶ月という短期間で、チャンネル登録者数66万人を突破。本人の圧倒的知名度に加えて、自身の趣味や愛犬をフィーチャーしたゆるい内容の動画が人気を集めているようだ。ユーザーからは「とにかく明るくて、観ていて楽しい。歌とギターも本当に好きでやっているのが伝わる」(大阪府/30代/女性)、「テレビとはまた違った姿が観られる。(愛犬の)くるみちゃんとのやり取りが特に好き」(岩手県/40代/女性)といった声が。さらに「草なぎさんが始めたからYouTuberを知りました」(奈良県/50代/女性)という意見もあるように、大人世代のYouTubeの入り口となったこともうかがえる。
「キャラが面白い」「ノリが良い」等身大であることも人気の要因
4位のFischer’sは、同じ中学校の同級生で結成された7人組パフォーマー集団。「メンバーがみんな仲良いし、どの動画を観ても面白いから」(北海道/10代/女性)、「学生のノリで素な感じが良い。変に世間を意識せず、自分たちが楽しいことをしようという感じ」(熊本県/30代/女性)など、同級生特有の楽しそうなノリが共感を呼んでいるようだ。
英会話やメイク動画など、“ためになる系”の配信者も
6位以下は、しばなん、ヒカル、ふくれな、ラファエル、吉田朱里(NMB48)らの名前が挙がった。ヒカルやラファエルなど、明るいノリで商品を紹介したり、体を張った実験をする“おもしろ系”ユーチューバーがいる一方で、メイク動画を配信する吉田朱里のように、自分の得意分野を視聴者に教える“ためになる系”のYouTuberもいる。いま、YouTubeを観ている若者たちの中から、将来どんな個性的なYouTuberが出てくるのだろうか?
(文:水野幸則)