ORICON NEWS

私立恵比寿中学、メンバーの切実な願いとは

アニソンの神との仕事に、緊張しすぎて、あまり記憶がない

――カップリングも聴き応えがありますね。初回生産限定盤Aには五五七二三二〇の新曲「ポンパラ ペコルナ パピヨッタ」を収録。このタイトルは、どういう意味ですか?
真山 お腹が減ったみたいなことだと思います。
柏木 う〜ん、わかんないです。いろんな世界観がひとつになっていて、たぶん5つくらいあったみたいです。
中山 レコーディングが本当に大変でした。
真山 レコーディング当日が急遽練習日になって、ギリギリでレコーディング出来ました。作曲の菅野よう子さんが、良い物を作りたいと言ってくださって、レコーディング期間をたっぷり使って録らせていただいたと、聞いています。

――『攻殻機動隊』や『マクロスF』などの有名アニメ作品の楽曲を手掛けている菅野よう子さんが作曲というのが、すごいですね。
真山 アニソンの神と仕事してしまった〜! と緊張しすぎて、あまり記憶がないです。

――いちばんの聴きどころは?
真山 最初に「ポンパラ」と歌ってるところでしょうね。ハモっているんですけど、最初は四声で、それぞれが徐々に変化していくんですけど、それが複雑で本当に難しくて。8人でハモるのは、本当に難しかったと思います。でもそのぶん、スケールの大きなものになっていますね。

――初回生産限定盤Bには、後藤まりこさん作詞作曲の「キラキラネスキラネス」を収録。
柏木 これは、とにかくキラキラしていてかわいい曲です。キラキラと言えば、メンバーの星名美怜ちゃんで、美怜ちゃんは正統派アイドルで、どこからどう見てもキラキラしているんです。なので、レコーディングのときは、美怜ちゃんを思い浮かべて歌いました。色で言うと、全体にピンクだけど青も混じっていて、白いユニコーンがいるみたいな……。私の中では、そういうイメージが広がりました。
中山 分かる! ファンタジーって言うか。
柏木 そうそう!
真山 フェアリーみたいな?
柏木 そう、それ!
中山 私はここらへん(頭の周り)に星がバァ〜ってたくさん広がっているのを想像しながら歌ったんですけど、途中で気分と言うかテンションが変わらないように気をつけて。何回も注意されながら何回も歌って、頑張りました!
真山 お客さんと一緒に歌えるところもあるので、ライブで盛り上がりたいですね。

――そして、通常盤に収録の「こりゃめでてぇな」は、ユーモアタップリのナンバー。年末の大イベントに向けての気持ちが溢れた曲ですね。
真山 はい!前に「金八DANCE MUSIC」という曲で『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)のことを歌ったら、実際に出させていただくことができたので。今回も、歌っていたら叶うんじゃないかと思って(笑)。

賛否両論あったけど、『紅白』に出たい!

――「ももクロのバックダンサーでも良いから『紅白』に出たい」という発言が、ネットで話題になっていましたが。
真山 賛否両論ありましたけど(笑)。決してプライドがないわけではなくて、そのくらい出たいという気持ちの表れだったんです。そのくらい本気なんです。

――でも、どうしてそんなに『紅白』に出たいんですか?
真山 売れたっていう感じがするからかな? あまり意識したことがなかったんですけど、星名が入って来たとき「紅白に出たい」ってボソッと言ったんです。そのときは、この子は何を言ってるんだろう? と思って。そのときは、『紅白』はおろか、メジャーデビューすら夢だったので。
柏木 みんなが『紅白』を意識するようになったのは、メジャーデビュー後かな。
真山 最初は日本武道館って言ってて、武道館が叶ったから、じゃあ次は『紅白』だって具体的に考えるようになって。武道館も『紅白』も、日本を代表するものですからね。

――『紅白』出場=国民的な存在というイメージがありますよね。
柏木 あります!出られたら、おばあちゃんもきっと喜んでくれるし。
真山 お母さんも珍しく褒めてくれるはずだし。
中山 駅のおばちゃんにも見てもらえるかも。あのときの子だ!って(笑)。

――もっと将来的な部分では、どういうアイドルになりたいですか?
真山 国民的アイドルの代表と言えばSMAPさんですが、SMAPさんのように、個々でさまざまな仕事をしながら、グループになったときにより輝けるようになることですね。SMAPさんならSMAPさんの誰々と言わなくても分かるように、エビ中としても個人としても、もっとたくさんの人に知ってもらえるようになりたいです。

――では、個人でやりたいことは何ですか?
中山 私は、しゃべることは上手くないので、表情をコロコロ変えることを極める人になりたいです。
真山 え?コロッケさんみたいになりたいっていうこと(笑)?
中山 (笑)じゃなくて。台詞を言わなくても、表情だけで表現出来るようなっていう。女優さんともちょっと違うんだけど……。それで出られる場を探したいです。
柏木 私は、エビ中で映画やドラマに出させてもらうようになってから、お芝居が好きな気持ちが自分の中で大きくなっていて。となると、やっぱり女優さんかな〜。
真山 私はアニメが好きなので、自分の趣味を活かしたアニメ方面での仕事をしたいです。アニソンでソロデビューもさせていただきましたが、アニソンでいろんなフェスに出るような活動もしたいし、声優さんにも挑戦してみたいです。そうやってそれぞれで活動して、エビ中で集まったとき、もっともっと輝けたらいいなと思います。そうなれるように頑張ります!

――では最後に、年末に『年忘れ大学芸会2015』について。今から何をやるか考えていますか?
真山 いつもだいたい10日とか1週間前に決まるので。
柏木 今回は2日間! 今から楽しみですね。
真山 エビ中は、夏の『ファミえん(ファミリー遠足)』と年末のこの『年忘れ大学芸会』は、恒例の大イベントです。『ファミえん』はお祭り感がありますけど、『年忘れ大学芸会』はそれとは違って、もっと1年の集大成みたいな感じで、ある種の緊張感もありますし。とにかく面白いことをしたいです。
柏木 でもまあ、あまり考えすぎても仕方がないので、なるようになります。
中山 考えると緊張するので……。
真山 そのときになったら、そのときに頑張ります!!!

(文:榑林史章)

五五七二三二〇のココナッツサブレをプレゼント!

ココナッツサブレの発売50周年を記念した「おかしなイメチェン」キャンペーン第2弾で、私立恵比寿中学が期間限定で結成したパフォーマンスユニット・五五七二三二〇とコラボレーションした合唱挑戦限定パッケージを発売。同商品を5名様(3種1セット)にプレゼント。たくさんのご応募お待ちしております!

応募締切:11月6日(金)12:00まで

応募はこちらから>>

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索