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1966年に日本で放送が開始され、今なおスーパーマリオネーション/特撮人形劇の最高傑作として名高いTVシリーズ『サンダーバード』にインスパイアされ、80年代に日本で誕生したSFレスキューアニメーションのTVシリーズ『科学救助隊テクノボイジャー』が、2月14日より「BS10 スターチャンネル」で放送されることになった(月〜金 正午〜※2話ずつ放送)。 1982年にフジテレビ系列で放送された18話に、海外セールス用に追加された日本未放送分6話を合わせた全24話。当時、特撮からアニメーションへシフトする流れがあり、本作もアニメーションでの制作が決定。メインスタッフとして、『宇宙戦艦ヤマト』のメイン演出を担当した石黒昇、SF考証としてサイエンスライターの鹿野司氏が携わるなど、レスキューのみならず、SFテイストも盛り込んだ意欲作だった。 西暦2066年の近未来を舞台に、科学技術の発展により起こった未曾有の災害へ立ち向かうテクノボイジャー隊員たちの勇気ある姿を描く。本作に登場する1号から17号まで多彩なレスキューメカたちの活躍と、人間のみならず動物の生命までも重んじるヒューマニズムに溢れた内容は本作の見どころ。各話に盛り込まれたさまざまな災害や科学犯罪は221世紀の現代だからこそリアリティを感じられる。 メインキャラクターは、TB-1号のパイロットの火鷹雷児(CV:武岡淳一)。正義感が極めて強く、いかなる状況でも先頭を切っていく。『サンダーバード』のペネロープを彷彿とさせる紅一点のキャサリン・ヘイワード(CV:伊藤真奈美)は、TB-4号を主に操縦。。 BS10 スターチャンネルでは、2月に「日本が世界に誇る1960年代特撮映画大集合」と題し、60年代に制作された世界に誇れる日本の特撮映画も放送。円谷英二が特技監督を務めた特撮映画『海底軍艦』、本多猪四郎監督と円谷英二特技監督による、日米合作のSF超大作『緯度0大作戦』、監督・本多猪四郎、特技監督・円谷英二、製作・田中友幸の黄金トリオによる特撮SF『妖星ゴラス』の3作品。STAR1 字幕版にて、2月11日・12日の2日連続、2月25日〜27日の3日連続放送を予定している。■詳細は「サンダーバード」長期徹底特集特設ページに掲載

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  • SFレスキューアニメーションのTVシリーズ『科学救助隊テクノボイジャー』「BS10 スターチャンネル」で放送(C)東北新社
  • 円谷英二が特技監督を務めた特撮映画『海底軍艦』(※カラー作品) (C)東宝
  • 本多猪四郎監督と円谷英二特技監督による、日米合作のSF超大作『緯度0大作戦』(C)東宝
  • 監督・本多猪四郎、特技監督・円谷英二、製作・田中友幸の黄金トリオによる特撮SF『妖星ゴラス』(※カラー作品)(C)東宝
  • 『サンダーバード』にインスパイアされたアニメ作品(C)東北新社
  • TB-1号のパイロットの火鷹雷児(CV:武岡淳一)(C)東北新社
  • テクノボイジャーの紅一点、キャサリン・ヘイワード(CV:伊藤真奈美)(C)東北新社
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