若き俊英作家・青崎有吾の“密室型”青春ミステリー「早朝始発の殺風景」(集英社)が、山田杏奈と奥平大兼のダブル主演、WOWOWオリジナルドラマとして映像化されることが明らかになった。山田と奥平はほぼ全編が二人芝居という演技力が試される役どころに挑戦する。 デビュー作「体育館の殺人」で鮎川哲也賞を受賞し、ミステリーにおける論理展開の緻密さから“平成のエラリー・クイーン(アメリカの推理小説作家)“と評価される青崎。今回、連続ドラマ化されることになった「早朝始発の殺風景」は、始発の電車で、放課後のファミレスで、観覧車のゴンドラの中で、不器用な高校生たちの関係が、小さな謎と会話を通じて、少しずつ変わってゆく短編集。
2022/01/13