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大河ドラマ『青天を衝け』の放送が終了した。日本資本主義の父と呼ばれた渋沢栄一の91歳までの生涯を描いた本作。栄一を演じた吉沢亮が放送開始前「新しい扉を開く」と語っていたが、まさに俳優・吉沢の“動”という新たな一面が存分に堪能できた。同時に“静”の芝居で魅せた徳川慶喜役の草なぎ剛と対峙したシーンの“画力”も、本作に圧倒的な深さを加えた。 吉沢は、ひとりの人間の13歳から91歳までの78年間という膨大な時間を、見事に演じ切った。吉沢と言えば、誰もが認める端正な顔立ちから、キラキラ青春ものなどにはもってこいの俳優のように思われるが、フィルモグラフィを見ていると、意外とどこかに影があったり、卑屈な心を抱いていたりするようなナイーブな青年を演じることが多かった。

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  • 『青天を衝け』最終回「青春はつづく」より(C)NHK
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