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戸田恵梨香、30歳も“老い”が鉄板ネタに 保育士役は「腰との戦いでした」

 女優の戸田恵梨香(30)、大原櫻子(23)が19日、東京・江古田の日本大学芸術学部の教室で映画『あの日のオルガン』(22日公開)の“未来の保育士試写会イベント”に参加した。

保育士役は「腰との戦いでした」と明かした戸田恵梨香(C)ORICON NewS inc.

保育士役は「腰との戦いでした」と明かした戸田恵梨香(C)ORICON NewS inc.

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 同作は、太平洋戦争末期、日本初の保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いたもの。親元から遠く離れた寺で、53人の園児たちと疎開生活をスタートさせ、託された命を守り抜くヒロインたちの奮闘ストーリー。この日は東京福祉大学に通う生徒、日芸の生徒が試写会に参加した。

 生徒からの質問に答えるかたちでイベントは進行。生徒から「保育学生にメッセージはありますか」と投げかけられると、戸田は「今朝、くしゃみをしたら、身体を捻ってしまって年だなぁと感じた」とぶっちゃけ笑わせつつ「身体を痛めたとき、保育士の仕事をしている人って、どうしているんだろうって、ここに向かっている最中に思った。実際に保育園に行ったときに、とにかく体力のいる仕事だなと実感したので」としみじみトークした。

 さらに「子ども一緒に過ごして何が大変でしたか」と問われると戸田は「体力…」とぽつり。その重い一言に大原は大爆笑で、戸田は「本当にすごい。『抱っこ』ってなったら前からも後ろからも同時に来たり、ぶらぶらする。腰との戦いでしたねぇ」と懐かしんで、会場に笑いを巻き起こした。

 4日に行われたプレミア上映イベントでも共演者の年齢の若さに「みんなと歳は離れていないと思っていた…」と自身の年齢の高さに驚きを交えて嘆いた。そして「(撮影に)入る前は『リーダーにみえるのかな?』と思って心配していたら、全然大丈夫でした」と自身の年齢の高さを自虐し笑わせたばかり。若くから第一線で活躍してきている分、年齢が鉄板ネタとなっている

 笑いを交えながらも戸田は真剣にメッセージを届けた。撮影で子どもから学んだことについては「『もう逃げるところなんてない』という怒りとか苦しみを声に出したシーンがある。段取りか、テストにときに1人の子どもが『どうして泣いているの?』って。共演者の女優さんが『戦争に怒ってるんだよ』って、お話していた」と振り返る。すると、その子役は「なんで戦争なんかやるの? 戦争なんかしかなったらいいのに」と応じたそう。「すごく純粋な心で純粋な目で聞いてきた。それにハッとした。子どもの言葉を聞くと、この子の未来を私たちが繋いでいかないと、と実感させられました」と思いの丈を打ち明け、深い共感を呼んでいた。

 また、大原は日芸映画学科の出身で、昨年3月まで同キャンパスで勉学に励んでいた。「ずっと、ここで授業を受けていた。この(生徒の前に立つ)光景は異様です」と照れ。平松美恵子監督(51)は「去年の1月に、ここで大原さんの卒業制作を拝見しました。懐かしいです」と振り返り、会場を笑わせた。

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  • 保育士役は「腰との戦いでした」と明かした戸田恵梨香(C)ORICON NewS inc.
  • (左から)戸田恵梨香、大原櫻子(C)ORICON NewS inc.
  • 映画『あの日のオルガン』の“未来の保育士試写会イベント”に参加した(左から)戸田恵梨香、大原櫻子(C)ORICON NewS inc.
  • 映画『あの日のオルガン』の“未来の保育士試写会イベント”に参加した大原櫻子(C)ORICON NewS inc.
  • 映画『あの日のオルガン』の“未来の保育士試写会イベント”に参加した戸田恵梨香(C)ORICON NewS inc.
  • 映画『あの日のオルガン』の“未来の保育士試写会イベント”に参加した戸田恵梨香(C)ORICON NewS inc.

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