俳優の佐藤浩市が29日、都内で行われた映画『花戦さ』(6月3日公開)完成披露会見に出席。同作で、茶人・千利休役を演じている佐藤は「ちゃんばらがなくても、本当に時代劇を見たなという充足感たっぷりの映画になったと思います。本当にこういう映画が年に何本か作られて、時代劇というものが未来永劫、脈々と続くことを祈ります」と言葉に力を込めた。
豊臣秀吉を演じた市川猿之助から、顔を踏みつけられるという印象的なシーンについては「(野村)萬斎さんや猿之助のような古典芸能の方々は、形があるのでエアーで芝居ができる。僕みたいな路傍の石ころみたいな人間は、圧がかからないとできないので、猿之助くんにも『もっと踏んで』ってお願いして…何か違う意味に取られちゃいますけど」とにっこり。
一方、踏みつける側の猿之助は「大先輩の佐藤浩市さんの頭を踏んづけるっていうのは、本当にイヤだったんですけど、役だからしょうがないですよね。本当に心のなかでは『ごめんなさい』と言いながら、やっていました」と申し訳なさそうにポツリ。佐藤と親交の深い中井貴一は「佐藤さんがMだというのは、長い付き合いの中でなんとなく…」と笑わせていた。
同作は、鬼塚忠氏の著書『花いくさ』(角川文庫)をもとに、豊臣秀吉と華道家元・初代池坊専好の伝説に着想を得た物語が描かれる時代劇。戦国時代、時の天下人となった秀吉に対して、専好が刃でなく花をもって仇討する。会見にはそのほか、野村萬斎、佐々木蔵之介、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、篠原哲雄監督も出席した。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
豊臣秀吉を演じた市川猿之助から、顔を踏みつけられるという印象的なシーンについては「(野村)萬斎さんや猿之助のような古典芸能の方々は、形があるのでエアーで芝居ができる。僕みたいな路傍の石ころみたいな人間は、圧がかからないとできないので、猿之助くんにも『もっと踏んで』ってお願いして…何か違う意味に取られちゃいますけど」とにっこり。
一方、踏みつける側の猿之助は「大先輩の佐藤浩市さんの頭を踏んづけるっていうのは、本当にイヤだったんですけど、役だからしょうがないですよね。本当に心のなかでは『ごめんなさい』と言いながら、やっていました」と申し訳なさそうにポツリ。佐藤と親交の深い中井貴一は「佐藤さんがMだというのは、長い付き合いの中でなんとなく…」と笑わせていた。
同作は、鬼塚忠氏の著書『花いくさ』(角川文庫)をもとに、豊臣秀吉と華道家元・初代池坊専好の伝説に着想を得た物語が描かれる時代劇。戦国時代、時の天下人となった秀吉に対して、専好が刃でなく花をもって仇討する。会見にはそのほか、野村萬斎、佐々木蔵之介、高橋克実、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作、篠原哲雄監督も出席した。
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2017/05/29