• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

佐々木蔵之介、“宇宙人”役に苦戦 高度な演出に共演陣が驚き「異次元の会話」

 俳優の佐々木蔵之介(49)が24日、都内で行われた映画『美しい星』(5月26日公開)完成披露試写会に出席。「謎の宇宙人役を演じました」とあいさつした佐々木は、撮影中に吉田大八監督(53)から受けた演出を振り返り「せりふを言うと『今のは日本語みたいに聞こえました』っていうダメ出しがきた」と苦笑。難役を演じた苦労を吐露した。

宇宙人を演じる苦悩を語った佐々木蔵之介 (C)ORICON NewS inc.

宇宙人を演じる苦悩を語った佐々木蔵之介 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同作は、三島由紀夫が1962年に発表した異色SF小説を、『桐島、部活やめるってよ』などの吉田監督が大胆に脚色して映画化。舞台を現代に置き換え、ある日突然宇宙人に“覚醒”した大杉家の目を通して見える現代社会と、そこに生きる“人間”の姿を描く。

 火星人に覚醒する大杉家の父をリリー・フランキー(53)、水星人に覚醒する長男を亀梨和也(31)、金星人に覚醒する長女を橋本愛(21)、なぜか地球人のまま戸惑う妻を中嶋朋子(45)が演じている。

 やがて大杉家との距離を縮めていく“謎の男”を演じた佐々木は「いろいろ演じていて、『僕は宇宙人だと思っていいんですよね?』って監督に聞いたら、『宇宙人だと思っている人だと思ってください』って言われて、結構議論しましたね。なんかわからないけれど、僕が宇宙人であることを演出してくれた」と回顧。

そのくだりを見ていたというリリーは「蔵之介さんと監督が『今のはちょっと宇宙人過ぎますね』って話していた」と笑い、亀梨は「日本語っぽいって話していたとき、異次元のところで会話していると思いました」と驚き。佐々木は「真面目にやっているのを俯瞰(ふかん)から観て滑稽だと笑ってほしい」と呼びかけ、観客の反応を心配していたリリーも「文芸作品と構えて観なくても、新しくて面白い作品ができた」と手応えをにじませた。

 この日は、劇中でリリーが披露する“火星人のポーズ”を全員で決めて写真撮影を行った。

関連写真

  • 宇宙人を演じる苦悩を語った佐々木蔵之介 (C)ORICON NewS inc.
  • 火星人のポーズを披露する(左から)吉田大八監督、中嶋朋子、リリー・フランキー、橋本愛、佐々木蔵之介 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『美しい星』完成披露試写会に参加した中嶋朋子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『美しい星』完成披露試写会に参加した吉田大八監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『美しい星』完成披露試写会に参加した橋本愛 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『美しい星』完成披露試写会に参加したリリー・フランキー (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索