昨年10月、肺炎のため亡くなった声優の肝付兼太(本名・肝付兼正【きもつきかねまさ】)さん(享年80)の偲ぶ会が6日、都内ホテルでしめやかに営まれた。発起人の一人で、肝付さんを師匠と仰ぎ、芸名の名付け親でもあった山口勝平(51)は、涙ながらに思いを口にした。 野沢雅子(80)、山寺宏一(55)、現スネ夫役の関智一(44)ら大勢の声優仲間も駆けつけ、故人との思い出話に花を咲かせた。その後に続く形で恐縮気味に壇上に上がった山口は「いろんなことがありすぎて、何を話そうかなと思いながら皆さんのあいさつを聞いていましたけど、僕の師匠はこんなにみんなに愛されていたんだなと。ありがたいなと思いました」と感慨深げにあいさつ。
2017/02/06