女優の戸田恵梨香が5日、東京・渋谷のNHKで1月8日スタートの連続ドラマ『書店員ミチルの身の上話』(毎週火曜 後10:55)の第1回完成試写会に出席した。同局のドラマに初主演する戸田は「ずっと課題にしていた“芝居をしていないような芝居”に挑戦する一つの小さな光が見えた。共演者とスタッフに助けられて一つ超えられた作品になった」と充実した表情。俳優・新井浩文演じる豊増との不倫に夢中になる前半のストーリーにも「恋をする女の子らしさが表現できたら。とはいえ、実際に恋しそうにはならなかった」と大笑いで明かし、新井をシュンとさせていた。
同作は小説家・佐藤正午氏の『身の上話』が原作。地方都市の書店に勤め、「もう少しだけ幸せになりたい」と願っていた平凡な主人公・古川ミチルが、不倫相手の男性を追って衝動的に東京進出。職場の同僚に頼まれて買った宝くじが2億円の当たりくじだったことから、彼女の運命は思いがけない方向に転がり出す。裏切り、嘘の連鎖、殺人、そして逃避行…とじわりと怖いサスペンスが展開する。
「もし2億円が当ったら」と聞かれ戸田は「ひとまず貯金でもしてみようかな。大金を手にするのは怖いこと、できれば手にしたくないというのが本音でもあるが、手に入れてしまったらうまく使い途を見つけて、自分が幸せだと思える人生を歩めたらいいな」。
同じ質問に、ミチルの幼なじみで東京の大学似通う竹井輝夫を演じる高良健吾(熊本県出身)は「九州に家を買って、車を買う」、ミチルと結婚するつもりで交際していた上林久太郎役の柄本佑は「現実感がなさすぎる。1日贅沢をし尽くしたら、いくらなくなるか試した後は貯金する」、新井は「全額バクチにツッコミます」と答えて笑いを誘っていた。
ミチルと同じ書店で働く同僚の春子を柄本の妻で女優の安藤サクラが演じているほか、語りを大森南朋が担当。「ミチルの夫」を名乗る男が“身の上話”を語る、謎めいたスタイルで進行し、その男が抱える驚愕の真実が最後に明らかになる。
新井は「このドラマのキャストが発表された後、ネットに“邦画のアングラアベンジャーズ”と書き込みがあった」と明かし、映画界でも活躍する高良、柄本、新井、大森の4人の競演も見どころだ。
同作は小説家・佐藤正午氏の『身の上話』が原作。地方都市の書店に勤め、「もう少しだけ幸せになりたい」と願っていた平凡な主人公・古川ミチルが、不倫相手の男性を追って衝動的に東京進出。職場の同僚に頼まれて買った宝くじが2億円の当たりくじだったことから、彼女の運命は思いがけない方向に転がり出す。裏切り、嘘の連鎖、殺人、そして逃避行…とじわりと怖いサスペンスが展開する。
「もし2億円が当ったら」と聞かれ戸田は「ひとまず貯金でもしてみようかな。大金を手にするのは怖いこと、できれば手にしたくないというのが本音でもあるが、手に入れてしまったらうまく使い途を見つけて、自分が幸せだと思える人生を歩めたらいいな」。
同じ質問に、ミチルの幼なじみで東京の大学似通う竹井輝夫を演じる高良健吾(熊本県出身)は「九州に家を買って、車を買う」、ミチルと結婚するつもりで交際していた上林久太郎役の柄本佑は「現実感がなさすぎる。1日贅沢をし尽くしたら、いくらなくなるか試した後は貯金する」、新井は「全額バクチにツッコミます」と答えて笑いを誘っていた。
ミチルと同じ書店で働く同僚の春子を柄本の妻で女優の安藤サクラが演じているほか、語りを大森南朋が担当。「ミチルの夫」を名乗る男が“身の上話”を語る、謎めいたスタイルで進行し、その男が抱える驚愕の真実が最後に明らかになる。
新井は「このドラマのキャストが発表された後、ネットに“邦画のアングラアベンジャーズ”と書き込みがあった」と明かし、映画界でも活躍する高良、柄本、新井、大森の4人の競演も見どころだ。
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2012/12/05