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いきものがかり、NHK五輪ソングは8分弱の大作バラード

 人気3人組ユニット・いきものがかりが7日、今夏の『NHKロンドン五輪放送』テーマソング「風が吹いている」(7月18日発売)を東京・NHKホールで初披露した。リーダーの水野良樹(Gt)が作詞・作曲を手がけた同曲は、いきものがかり史上最長の7分40秒に及ぶ大作バラード。水野は「オリンピックは時代を象徴するもの。その一瞬をちょっとでもみんなで共有できればという願いを込めました」と熱を込め、ボーカルの吉岡聖恵も「自分たちの曲で少しでも、ほんのカケラでも、選手たちの励みになってくれれば嬉しいです」とエールを送った。

いきものがかり(左から水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊) (C)ORICON DD inc.

いきものがかり(左から水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊) (C)ORICON DD inc.

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 いきものがかりの2012年第3弾シングルとして発売される同曲は「さまざなスポーツのクライマックスや名場面で流れるところを想像して」(水野)制作された、努力する全ての人の背中を押すミディアムバラード。音楽プロデューサーの亀田誠治氏が編曲を務め、ストリングスを用いた壮大な楽曲に仕上がっている。

 過去の同局五輪テーマソングは1996年アトランタの大黒摩季「熱くなれ」をはじめ、2004年アテネのゆず「栄光への架橋」、2008年北京のMr.Children「GIFT」などヒット曲が多数。オファーを聞いた吉岡は「恐れ多いと思いましたが3人とも喜びました」と感激したといい、水野は「力入れすぎだってメンバーに言われたり、(曲も)長くなってしまいました」と苦笑いした。

 この日は記者発表用に短縮バージョンを演奏。吉岡は「人前で歌うのは初めてだったので、まだドキドキしてる」と言いつつ「これからこの曲やオリンピックが始まるんだと思って楽しく歌えました」と笑顔。ギターの山下穂尊も「長い曲ですがそれを感じさせない。やり切った感はあります」と胸を張り、水野も「アスリートの方たちと同じで、僕らもミュージシャンとして1回きりの勝負の場面だと思って、フルスイングして曲を作りました」と充実感をにじませた。

 NHKは「最高の一瞬に挑む選手たちへの共感や感動を表現できるアーティストであること、世代を超えて支持を受けるアーティストであること」を選考ポイントにいきものがかりを起用。同曲は五輪番組のオープニングタイトルやエンディングテーマとして流れるほか、大会前の関連番組、PRスポットなどにも使用される。

⇒⇒ いきものがかりのチケット発売情報

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  • いきものがかり(左から水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊) (C)ORICON DD inc.
  • パフォーマンスの模様 (C)ORICON DD inc.
  • 伸びやかな声で歌い上げた吉岡聖恵 (C)ORICON DD inc.
  • 『NHKロンドン五輪放送』のテーマソング「風が吹いている」を初披露したいきものがかり (C)ORICON DD inc.
  • 『NHKロンドン五輪放送』のテーマソング「風が吹いている」を初披露したいきものがかりの山下穂尊 (C)ORICON DD inc.
  • 『NHKロンドン五輪放送』のテーマソング「風が吹いている」を初披露したいきものがかりの水野良樹 (C)ORICON DD inc.
  • 『NHKロンドン五輪放送』のテーマソング「風が吹いている」を初披露したいきものがかり(左から水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊) (C)ORICON DD inc.

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