結成25周年を迎えたバンド・THE BOOMが23日、東京・カフェ ネスカフェ原宿で新アルバム『よっちゃばれ』の発売記念感謝祭イベントを行った。1986年11月の結成からメジャーデビューまで2年ほど原宿の“ホコ天”でバンド活動していた4人は、この日のイベントで約23年ぶりの“凱旋”ミニライブを開催。同作から「忘れんなよ島ぬくとぅ」など全4曲を熱唱し、ギターの小林孝至は「やっぱりいですね、原宿は」、ベースの山川浩正も「“ホコ天”の頃を思い出しました」と当時を懐かしんだ。 今年3月末に発売予定だった同作は、東日本大震災の影響で“発売無期限延期”となっていた。8ヶ月越しとなる待望のリリースに、ボーカルの宮沢和史は「作り手として、料理と同じで出来立てを聴いてほしい思いがあったけど、そのときの僕自身が新しく生み出したものを聴いてもらえる精神状態じゃなかったし、もう少し落ち着いてから出したいということになった」と振り返り、「やっと出せて嬉しく思います。日本をテーマにした作品なので、復興に向けて皆さんに寄り添っていけるような曲が1曲でもあれば」と感慨深げに語った。

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  • およそ23年ぶりに原宿“凱旋”を果たしたTHE BOOM(写真はボーカル・宮沢和史) (C)ORICON DD inc.
  • およそ23年ぶりに原宿“凱旋”を果たしミニライブを行ったTHE BOOM(写真左から)山川浩正、栃木孝夫、宮沢和史、小林孝至 (C)ORICON DD inc.
  • 20年ぶりに原宿“凱旋”を果たしたTHE BOOM (C)ORICON DD inc.
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