斉藤朱夏、ソロデビューでさらけ出した弱さ「素顔を見せたかった」

自分の言葉で誰かを守れる人になりたい

──斉藤さんのように「強くなければいけない」と思い込んでいる人は意外と少なくないと思います。「誰よりも弱い人でかまわない」という楽曲は、そんな人にとっての救いになるのでは?と感じました。
斉藤朱夏おこがましいようですが、ソロデビューのお話をいただいたときに一番最初に思ったのが、「自分の言葉で誰かを守れる人になりたい」ということでした。だからこそ「私もみんなと同じ、弱いところもいっぱいあるよ」という素顔を見せたかったんです。今回収録した6曲も自分のことを歌ってはいるんですが、聴く人にとっても「これは私の歌だ」と感じてもらえるような要素がいろいろ詰め込めたんじゃないかなと思っています。だから、ぜひ歌詞も読んでもらえるとうれしいです。

──今後の展望について、Aqoursとしては『NHK紅白歌合戦』や数々の大きなステージに立ってきましたが、ソロであのステージに立つことはイメージしていますか?
斉藤朱夏Aqoursの1stライブは横浜アリーナだったんです。その後も東京ドームなど本当に大きなステージに立たせていただいてきました。だからこそソロ活動では、みんなを近くに感じるステージからコツコツ積み上げていきたいという気持ちが強くて。そしてその未来にきっとある大きなステージを、みんなと一緒にめざしていきたいと思っています。
(文/児玉澄子)

提供元: コンフィデンス

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