倖田來未、36歳で年々激しくなるダンス 重圧なく「今が一番輝いている」

新しい試みの映像付きチケットでは、撮りっぱなしで生の良さを

――また、本ツアーは全公演(カウントダウン公演を除く)で映像付きチケットを販売しました。これも新しい試みです。
倖田 本当に大変でした。映像付きチケットは、自分の参加した公演がスマートフォンなどでストリーミング視聴できるという新しい試みを行いました。ライブ中は、身体はオーバーヒートしているので(汗)できる限り照明が落ちた時は、顔の緊張を抜きたいんですよ。でも、常に撮影されているとなると、ずっとオンにしないとけないので、本当に体力を使いました。

――ライブ当日にコメントまでつけてましたね。
倖田 毎日、おはようございますの会場入りからから始まるメイキングだったので、大変ではありましたね。カメラマンも大変ですよね。本番をやっている間に編集していて。私もライブ後にもう1回、最初から最後まで見て、良かったシーンを選んで、翌日にアップして。夜走りする日は移動中に見たりしていて。寝る間を惜しんでやりましたが、それは私だけではなくて、スタッフさんも同じで。うちのスタッフは優秀なんですよ。いいものを作るために。できることは寝る間を惜しんでやる。今、すごくいいチームなんですよね。実は、LEDが本番中につかなくなったこともあって。でも、私が別の位置で歌ってる間に作業して、戻ってきたときには直っていたということもありました。今回『KODA KUMI LIVE TOUR 2018 -DNA-』のファンクラブ盤には、年末のカウントダウンのライブのアンコールの部分や、初めてクリスマスにやったライブ映像も入っていて、特典映像も盛りたくさんな内容になっているので、ぜひ楽しんで貰えたら嬉しいです!


――自分が観たライブを翌日には配信で楽しめるので、大変なぶん、ファンの方からは好評でした。
倖田 今回初めて導入したこともあり、いろいろと反省点もありますし、すごく勉強になったところもありました。初めてのことをやるとリスクも多いけど、倖田來未はやっぱり一番が好きだから(笑)。見逃した方に追っかけ配信を行ったのも、改善点の1つです。もちろん、歌も映像も撮って出しなので、カメラマンさんが撮る場所を間違えたり、私が歌詞を間違ったシーンもありましたが、撮りっぱなしで生の良さを見せる!という思いで始めたので、全公演がDVDになってもおかしくないように、初日から120%のパワーでパフォーマンスしていました。

――ライブ当日にコメントまでつけてましたね。
倖田 毎日、おはようございますの会場入りからから始まるメイキングだったので、大変ではありましたね。カメラマンも大変ですよね。本番をやっている間に編集していて。私もライブ後にもう1回、最初から最後まで見て、良かったシーンを選んで、翌日にアップして。夜走りする日は移動中に見たりしていて。寝る間を惜しんでやりましたが、それは私だけではなくて、スタッフさんも同じで。うちのスタッフは優秀なんですよ。いいものを作るために。できることは寝る間を惜しんでやる。今、すごくいいチームなんですよね。実は、LEDが本番中につかなくなったこともあって。でも、私が別の位置で歌ってる間に作業して、戻ってきたときには直っていたということもありました。今回『KODA KUMI LIVE TOUR 2018 -DNA-』のファンクラブ盤には、年末のカウントダウンのライブのアンコールの部分や、初めてクリスマスにやったライブ映像も入っていて、特典映像も盛りたくさんな内容になっているので、ぜひ楽しんで貰えたら嬉しいです!

かつての自分も好きですが、今の自分が一番好き

――倖田さんにとってツアーやライブはどんな場所になってますか?
倖田 楽曲の良さを一番引き立てているのはMVですが、アーティストの良さを引き立てるのはライブだと思っています。特に倖田來未が輝くは、やっぱりコンサートで、ステージの上だと思います。今回は特に『DNA』というタイトルにしたように、倖田來未の人間性や音楽性、アーティストとしての表現力やDNAを生で感じてもらえる貴重なツアーになったと思います。CDだけでは感じられない、生身の倖田來未を感じてもらえる場所なので、ライブがなくなると倖田來未ではないと思います。映像作家やヘアメイク、スタイリスト、コリオグラファーの方々をはじめ、スペシャリストに「倖田のライブを作っている」と胸を張って言ってもらいたいし、そう言ってもらえるアーティストで常にいたいと思っています。

――では最後に、今年12月で20周年イヤーが始まります。今の気持ちは、いかがですか?
倖田 今が一番元気で一番輝いていると思います。もちろん、過去の自分も好きです。自分の輝かしいDNAの1つだし、「キューティーハニー」や「バタフライ」といった過去の栄光を肯定していきたいです。いろいろ経験したからこそ怖くなるものもたくさんあり、経験したからこそ、自分自身を知れたと思います。今は自分自身を知ったうえで表現できているのかなって思いますね。そうやって、研ぎ澄まされた姿が今の倖田來未。周りの重圧もなく、肩の荷が下り、伸び伸びとしている。評価を気にしすぎて結果が結びつかないことも経験したので、自分がやりたいと思ったことをやって、評価を得る方がいいなと思っています。もちろん、やりたくないこともやって評価を得ないといけない時期も経験しました。でも今は、昔の栄光やさまざまな経験をした土台がある倖田來未だから、自由にできているんだと思います。かつての自分も好きですが、今の自分が一番好きですね。だから皆さんには、2019年は今の倖田來未というものを楽しんでもらいたいです。


(文/永堀アツオ 写真/川田洋司)
倖田來未 オフィシャルサイト(外部サイト)

提供元: コンフィデンス

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