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耶馬渓の紅葉5選!大分「名勝耶馬渓66景」から秋の名所を厳選


耶馬渓の紅葉といえば、深耶馬渓の一目八景が有名。九州を代表する名所で、新日本三景や「日本三大紅葉の里」に数えられます。中津市を中心に周辺市町に及ぶ広大なエリアには巨石や奇岩が多く、日本三大奇勝とも呼ばれます。
主要な名所は「名勝耶馬渓66景」に指定され、紅葉狩りのドライブコースに最適。今回は耶馬渓の紅葉の中でも、特におすすめの観光スポットを5ヶ所厳選して紹介します!

耶馬渓の紅葉を代表!深耶馬渓「一目八景」

写真:藤田 聡

耶馬渓の紅葉と言えば、深耶馬渓(読み方:しんやばけい)の「一目八景」が代表的。単に耶馬渓と言う場合は、この場所を意味する程です。旧字体の「耶馬溪」と表記する場合もあり、特に昔からの住所や施設等の固有名詞に多く使われます。
左側の柱状節理と紅葉のコラボが特徴的な山は、鳶ノ巣山。他にも群猿山、嘯猿山、夫婦岩、雄鹿長尾の峰、烏帽子岩、仙人岩、海望嶺など8つの岩峰群を一望出来ることが、一目八景の名前の由来です。
なお一目八景は主に西向きに鑑賞するので、午後には逆光になってしまいます。また紅葉の見頃時期には周辺道路で混雑や渋滞が発生し、山中の一本道なので抜け道もありません。耶馬渓での紅葉狩りは、早朝がおすすめです!

写真:藤田 聡

一目八景展望台からは深耶馬渓の紅葉を一望出来ますが、あまりにも雄大な景色で一枚の写真に収める事は到底不可能。まさに周囲の360度が絶景です。
写真では分かり難いかもしれませんが、紅葉の森の中に米粒のように小さく観光客が数人写っています。遊歩道から紅葉狩り出来るので、展望台だけで満足せずに是非行ってみましょう!

写真:藤田 聡

一目八景展望台は川沿いにあり、対岸に遊歩道があります。周囲の奇岩群はあまり見えませんが、紅葉した木々がトンネル状態になっており、紅葉狩りに最適です!
深耶馬渓では紅葉ライトアップが行われますが、会場はこの場所ではありません。一目八景まで徒歩5分の深耶馬溪公共駐車場(無料)北側で、県道がカーブしている「ひさしもみじ」と呼ばれる場所です。近くには耶馬溪温泉「オーベルジュ楓乃木」があり、観光の基地に最適。敷地内の紅葉は周辺よりも一足早く色付き、露天風呂から紅葉狩り出来ます!オーベルジュ楓乃木については、別の記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
耶馬渓の観光名所には「○○の景」という名前が多いのですが、これは大正時代に主な名所を「名勝耶馬渓66景」に指定したため。この呼び方で言えば、一目八景展望台は「深耶馬の景」になります。
<基本情報>
住所:大分県中津市耶馬溪町深耶馬
電話番号:0979-55-2880(深耶馬溪観光案内所)
アクセス:JR久大本線豊後森駅から柿坂・中津駅行きバス22分、深耶馬溪温泉下車徒歩約2分

裏耶馬渓「伊福の景」の紅葉は一目八景から近い!

写真:藤田 聡

深耶馬渓の紅葉を見たら、西側の裏耶馬渓にも行きましょう。「メイプルファームロード耶馬」と呼ばれる広域農道で結ばれており、文字通り紅葉狩りのドライブコースに最適です!
裏耶馬渓というのは地域の名称で、他に本耶馬渓、深耶馬渓、椎屋耶馬渓、津民耶馬渓などがあります。昔はさらに細かく分類され、耶馬十渓と呼ばれました。
裏耶馬渓の紅葉名所は「伊福の景」ですが、その前に写真のような風景が見えて驚きます。これは「猿の飛岩」と呼ばれる名所です。

写真:藤田 聡

メイプルファームロード耶馬には、「猿の飛岩」の近くに「合格祈岩」と呼ばれる岩もあり、紅葉が綺麗です。奇岩の上に、落ちそうで落ちない岩があるのが名前の由来です。
場所は画像右下の「地図を見る」をタップすると、撮影場所の詳細地図が表示されます。

写真:藤田 聡

裏耶馬渓の紅葉名所「伊福の景」は、写真のような風景。奇岩の裏手にメイプルファームロード耶馬が通っているので、「猿の飛岩」も「合格祈岩」もこの景色の一部です。
なお現代では「伊福の景」として知られますが、「名勝耶馬渓66景」では「金吉谷の景」に分類されます。
<基本情報>
住所:大分県中津市耶馬溪町大字金吉
電話番号:0979-54-3111(中津市役所耶馬溪支所地域振興課)
アクセス:大分道玖珠ICから約30分

滝の紅葉にも注目!南耶馬渓「龍門の滝」

写真:藤田 聡

耶馬渓の紅葉といえば、巨石や奇岩とのコラボを連想しますが、実は「名勝耶馬渓66景」には滝も多く指定されています。
中でも有名なのが、南耶馬渓にある「龍門の滝」。非常になだらかな滝で、夏には天然のウォータースライダーになる事で知られる水浴びの名所です。

写真:藤田 聡

「龍門の滝」の紅葉は、実は展望台の周囲の方が猛烈な美しさ。夏は避暑地として混雑しますが秋は穴場で、落ち着いた雰囲気で紅葉狩り出来ます!
龍門の滝は、竜門の滝と表記する場合も多く、「名勝耶馬渓66景」では「龍門滝・小滝の景」と呼ばれます。
<基本情報>
住所:大分県玖珠郡九重町松木龍門
電話番号:0973-73-5505(九重町観光協会)
アクセス:大分道九重ICから車で約15分

椎屋耶馬渓「福貴野の滝」の紅葉は展望台から!

写真:藤田 聡

椎屋耶馬渓には紅葉が滝とコラボする名所が3つあり、宇佐の三滝と呼ばれます。中でも、おすすめなのが「福貴野の滝」。滝の近くにも行けますが、高台の展望台から一望出来ます!

写真:藤田 聡

「福貴野の滝」の展望台には、もみじの木が真ん中にあってビックリ。紅葉狩りを文字通り紅葉の下で堪能出来る、まさに秋の為に作られたような展望台です!

写真:藤田 聡

「福貴野の滝」の展望台は二段式で、下にもベンチ完備の展望広場があり紅葉に包まれます。駐車場から10分程歩きますが、秋色に彩られた山道を散策して紅葉狩りを楽しめます!
なお現代では「福貴野の滝」として知られますが、「名勝耶馬渓66景」には「龍泉寺の滝の景」として登録されています。
<基本情報>
住所:大分県宇佐市安心院町寒水
電話番号:0978-34-4839(宇佐市観光協会安心院支部)
アクセス:東九州道安心院ICから車で約25分。駐車場から徒歩約10分

裏耶馬渓「立羽田の景」の紅葉は民家とコラボ!

写真:藤田 聡

裏耶馬渓の紅葉では、一目八景からも近い「伊福の景」を先に紹介しましたが、さらに南下した場所にある「立羽田の景」(読み方:たちはたのけい)もおすすめです!

写真:藤田 聡

「立羽田の景」の紅葉は非常に美しいのですが、手前に民家が多数あるのを残念だと感じる人も居るでしょう。
その場合は眺める場所を少し変えれば、手前を紅葉の木々で埋め尽くして、インスタ映えを狙える場所もあります。

写真:藤田 聡

一つ前の写真のように「立羽田の景」の手前に紅葉を入れて民家を隠すと、今度は何故か物足りなく感じるから不思議。結局は民家と紅葉のコラボこそが、この場所の魅力だと理解します。
民家と紅葉のコラボが魅力なのは、同じ裏耶馬渓の「伊福の景」でも全く同じ。一般的に自然の風景を鑑賞する際には、人工物が見えない場所を選ぶものですが、耶馬渓ではのどかな山里の風景も大きな魅力です!
<基本情報>
住所:大分県玖珠郡玖珠町古後
電話番号:0973-72-1313(玖珠町観光協会)
アクセス:大分道玖珠ICから車で約30分

耶馬渓の紅葉の基本情報

住所:大分県中津市耶馬溪町深耶馬など
電話番号:0979-55-2880(深耶馬溪観光案内所)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)10月下旬、(最盛期)11月上旬〜11月中旬
紅葉ライトアップ:2019年10月26日(土)〜11月24日(日) 17:00〜21:00(深耶馬渓・ひさしもみじ)
標高:約250m(一目八景)
アクセス:JR久大本線豊後森駅から柿坂・中津駅行きバス22分、深耶馬溪温泉下車徒歩約2分(一目八景展望台)
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
名勝耶馬渓 66景 - 中津耶馬渓観光協会ホームページ
https://nakatsuyaba.com/?page_id=4041
紅葉露天風呂と絶品フレンチ!大分「オーベルジュ楓乃木」は深耶馬渓の絶景スポットに隣接
https://www.travel.co.jp/guide/article/21835/
湯布院で紅葉狩り!御三家「亀の井別荘」日帰りで満喫する3つのポイント
https://www.travel.co.jp/guide/article/21584/
紅葉特集(紅葉情報) - 中津市役所ホームページ
https://www.city-nakatsu.jp/categories/kanko-navi/kanko_seasonevent/seasonevent_koyo/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
藤田 聡

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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