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二尺玉や音楽コラボが圧巻!三重・桑名水郷花火大会は水映えも美しい


花火大会といえば、夏の楽しみの1つですね。各地でさまざまな花火大会が開催されますが、7月下旬に三重県桑名市の揖斐川河畔で行われる「桑名水郷花火大会」は、広い河原を活かした二尺玉の打ち上げ、音楽とシンクロした花火など、ドラマチックなプログラムが展開されます。「水郷」らしい、川面への花火の映り込みも美しく、幻想的な光景も楽しめる花火大会です。

揖斐川河畔で行われる東海屈指の花火大会

写真:faith

「桑名水郷花火大会」は、三重県桑名市で毎年7月下旬の土曜日に開催される花火大会。2019年は7月27日(土)に開催されます。打ち上げ場所は、海に近い揖斐川の中州。1時間30分の間に約10000発を打ち上げ、河畔の鍋屋堤を中心に、毎年約20万人の観客を集めています。

写真:やた 香歩里

この花火大会では、東海地区でも数少ない二尺玉が上がり、また音楽とのシンクロが素晴らしい花火や、川面に開く水中スターマイン、空に光の滝が出現する空中ナイアガラなど、見ごたえのあるプログラムが続きます。

花火が夜空いっぱいに広がる二尺玉

写真:やた 香歩里

二尺玉は、その名の通り、直径約2尺の大玉花火。1尺が約30cmですから、直径約60センチの大きさがあり、重さは約70kgあります。花火玉が大きければその分大きな花火が開くので、打ち上げも高く上げなければなりません。二尺玉は約500mの高さに打ち上げられ、上空で直径約500mもの大きな花を咲かせます。堤防で見ていると、まるで真上から光が降り注いでくるよう。
そして二尺玉だけでなく、尺玉(直径約30cmの花火)、1.5尺玉なども上がります。

音楽と花火のシンクロは感動的!

写真:faith

中盤に打ち上げられるNTN株式会社協賛プログラムは音楽とのシンクロが圧巻! 二尺玉同時打ち上げに始まり、第1部をミュージックステージ、第2部をファイナルステージとする構成となっています。
特にミュージックステージは、約15分もの間音楽に合わせて花火を打ち上げますが、その完成度はまさに花火劇場。

写真:やた 香歩里

音楽と花火が繊細にシンクロし、音にピタリとはまって開く花火は感動もの。花火による音楽表現に圧倒されます。
このプログラムの打ち上げを担当するのは、長野県の伊那火工堀内煙火店。100年以上続く老舗煙火店で、数々の花火競技会での受賞歴があり、クオリティの高さは折り紙付き。2019年の伊勢神宮奉納全国花火大会スターマインの部でも優勝を果たしました。

水郷花火ならではの水映えも美しい

写真:やた 香歩里

川という舞台を活かした水中スターマインもあります。水の上に扇状に花火が開き、川面が鮮やかに染まります。

写真:やた 香歩里

さすが「水郷花火」だけあって、水面に映る花火の美しさも、この花火大会の見どころです。花火の色を反射して赤や黄色に輝く水面は幻想的。ぜひ水面にも注目してみてください
終盤の「空中ナイアガラ」では冠菊(かむろぎく:光が長く下の方に垂れてゆく花火)を連打し、空中に光の滝を出現させます。さまざまな見ごたえのあるプログラムで、1時間30分はあっという間に過ぎていきます。

観覧場所・有料席・アクセス・宿泊など

写真:やた 香歩里

桑名水郷花火大会は、昭和9年(1934年)に、伊勢大橋の完成を祝って開催されたのが始まりです。以降、戦争による中断はあったものの、80年以上にわたり引き継がれてきました。桑名の夏の風物詩としてすっかり定着しており、2018年は台風の影響により7月の大会の中止を余儀なくされましたが、多くの市民の要望に応え、11月24日に開催されました。
花火大会当日は、上の写真の堤防が観客でいっぱいになります。出店も並び、とても賑やか。
有料席の多くが堤防上に設けられています。イス席、2人用マス席、4人用マス席があり、マス席にはイスがないのでシートを持参して座るかたちになります。堤防下の河川敷も観客席になっており、ほとんどが協賛者席ですが、一部イス席も用意されています。

写真:やた 香歩里

観覧会場までJR・近鉄・養老鉄道桑名駅から徒歩約15〜20分と、アクセスしやすいのも嬉しいところ。JRと近鉄・養老鉄道は駅舎が隣接しており跨線橋で繋がっているので、いずれを利用してもアクセスにそれほど違いはありません。逆に言えば、帰りはこれらの利用者が駅に集中するので、混雑が発生します。駅が目の前のところまで来て慌てて怪我をすることのないように、注意してくださいね。
宿泊する場合、桑名市内の宿は早くから満室になります。桑名市での宿泊が難しい場合は、四日市市ならJR・近鉄ともに駅があり、いずれも桑名駅から10〜15分程度です。ただし、JR四日市駅と近鉄四日市駅は離れているので、帰りの路線を間違えないように注意してください。
四日市市も満室になっていれば、名古屋駅周辺も視野に入れましょう。桑名駅から名古屋駅までは、JR・近鉄とも20〜30分程度。いずれも遅くまで便がありますし、駅前にホテルがたくさんあるので、遅くなっても安心です。

桑名水郷花火大会の基本情報

日程:2019年7月27日(土)
※少雨決行。荒天中止時は翌28日(日)に延期。
時間:19:30〜21:00
会場:揖斐川河畔(鍋屋堤)
アクセス:JR・近鉄・養老鉄道桑名駅から徒歩約20分
チケット発売:
6/12〜23まで先行販売(先着)
6/25から一般販売(先着)
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
桑名水郷花火大会公式サイト
http://kanko.city.kuwana.mie.jp/pickup/hanabi/index.html
桑名市観光ガイド
http://kanko.city.kuwana.mie.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
やた 香歩里

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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