沖縄本島の約3倍の面積をもつマヨルカ島は、年間約300日以上が晴天と言われるほど、気候に恵まれています。観光の拠点になるのは島の南部に位置するパルマ・デ・マヨルカ。青い空に自然の緑と豪華な大聖堂が映える、とっても美しい街です。「地中海の楽園」とも言われる世界遺産、マヨルカの街を旧市街地を中心に散策していきます。
マヨルカの象徴!パルマ大聖堂
圧倒的な存在感を見せつけるこのパルマ大聖堂は、マヨルカ島の中でもマストな観光スポットといえるでしょう。マヨルカ島をイスラム教徒から奪回して、この地を征服したハイメ1世により建設が始められ、1601年に完成しました。
その後、1851年の地震によって建物の正面部分が大きく壊れてしまったのですがその修復工事にアントニ・ガウディが関わったことでも有名になりました。壁画・説教台・天蓋などは彼のデザインとなっています。
スペインのあちらこちらにガウディが手がける建物があるので、ガウディファンにはたまりませんね。海を見下ろすように建てられた大聖堂の内部には、1236枚のガラスからなる世界有数規模のステンドグラスがあることから「光の大聖堂」とも呼ばれています。
＜パルマ大聖堂の基本情報＞
住所:Placa la Seu s/n, 07001 Palma de Mallorca, Majorca
電話番号:+34-971-71-31-33
営業時間:月〜金10:00〜17:15 土10:00〜14:00
(6〜9月10:00〜18:15、11〜3月10:00〜15:15)
休館日:日・祝、1/1・6、聖金曜日、11/1、12/6・8・26・31
入場料:7€
大聖堂の周りをぐるっと一周!
中世には、ぐるりと城壁で囲まれた城塞都市だったパルマ・デ・マヨルカ。
19世紀に入ると、街を拡張するために城壁は次々と取り壊されていったのですが、海沿いには今でも中世の城壁が残っています。大聖堂の周りをぐるっと一周することができるのですが、水辺にはベンチがあり、日向ぼっこもできます。晴天の下でおしゃべりしたり、読書をしたり、とっても贅沢で優雅な時間を過ごすことができます。
どこを撮っても絵になる旧市街地
迷路のような旧市街はクリーム色、黄色、オレンジ色の暖色系の建物が並び、レンガや石畳の作りが風情あって素敵です。どこにカメラを向けてもポストカードのようなオシャレな写真を撮ることができます。
大通りの脇にはいくつもの細い路地が広がっているのですが、同じような景色が続くのですぐに迷ってしまいそう。散策の際は地図を忘れずに持参しましょう。時々、細い路地を馬車がなかなか早いスピードで駆け抜けていきます。
ボルン通りからジョアン・カルロス1世広場へ
道の両脇にズラーっとブランドショップが並ぶボルン通り。スペインブランドを代表するショップや、レストラン、カフェ、おみやげ屋さんなどがたくさん軒を連ねています。ワゴンカフェのような出店や雑貨ショップもあり、歩いているだけで楽しめるメインストリートです。
その通りを抜けると、街の中心部であるジョアン・カルロス1世広場に到着します。広場はそれほど大きくはないですが、ちょっとした休憩にぴったりの場所です。
広場から西に進むと、デパートやショップなどがずらっと並んでいる通りが続き、東に進むとマヨール広場という旧市街の中心に到着します。
黄色の壁&緑の窓がメルヘンで映え!マヨール広場
旧市街地の中心にあるマヨール広場は、360度黄色の建物に囲まれていて、とてもメルヘンです。広場中央にはレストランや、出店がたくさんあります。映えスポットなので写真撮影もお忘れなく。
また、大道芸をしている人もいたりと、憩いの場として賑わっていて楽しめる場所です。広場地下には商店街やスーパーがあり、広場手前や、その先に続く路地にも教会、市場などの見所が点在しているので休憩スポットとして立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
＜マヨール広場の基本情報＞
住所:Plaza Major 07002 Palma de Mallorca
営業時間:レストランやショップによって異なる
まさに地中海の楽園、マヨルカ島
パルマ・デ・マヨルカの街歩きいかがでしたか?今回は旧市街を中心としたスポットをご紹介しました。年間約300日以上が晴天という、まさに楽園での街散策はどこもかしこもオシャレでどんなに歩いていても飽きることはありません。この他に郊外にも見どころがたくさん詰まったマヨルカ島。是非、1度訪れてみてくださいね。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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makana airi
