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【福岡のカフェ】世界唯一の焙煎機で喫茶の新境地を開く「珈琲蘭館」

手縫いのネルを使って一気にコーヒーを淹れる田原さん

良質な豆を見分ける時、焙煎で豆の個性をしっかりと引き出せているか確かめる時、その決め手となるのがカッピングの技術。そのカッピングの競技会で2度の日本一に輝くのが、「蘭館」の田原照淳(てるきよ)さんだ。田原さんはカッピングのほかにもハンドドリップ大会で準優勝、コーヒーマイスター利き珈琲王で日本一と、その“戦績”は枚挙にいとまがない。

その田原さんが2018年の夏、大きな冒険に出た。それは店の心臓部ともいえる焙煎機を新しく導入すること。メーカーは以前、世界唯一のミルを特注で作ってくれた井上製作所。「世にある焙煎機って、実は豆にどれだけの熱量をかけているか曖昧にしかわからないのです。普通はそれを勘で補うんですが、それがずっともどかしくて。」

世界にここにしかないという新しい相棒は、豆にかける熱量もドラムの回転数もコントロールが自在。豆の表面だけ先に焦げることがなくなり、中まで均一に火が入るようになったという。「釜の中で豆がふっくら膨らむから、その分、豆の中の成分も抽出されやすくなったと感じています。旨味をおおっていたヴェールがとれて、華やかなコーヒーになった印象ですね」と自信をのぞかせる。

その一方で40年の歴史と共に愛された喫茶メニューも健在。特にエッグサンド(750円)がおすすめで、田原さんに聞くとぴったりの一杯をセレクトしてくれるだろう。

[珈琲蘭館(ランカン)]福岡県太宰府市五条1-15-10 / 092-925-7503 / 10:00〜18:00 / 無休 / 44席 / 分煙 / コーヒー1杯 580円〜(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)

提供元:Walkerplus

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