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バリ島に新名所!GWKカルチュラルパークに巨大像が完成


夕陽の名所・ジンバランからほど近い丘に建つ、高さ約120メートルの銅像。その名も「ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像」が、2018年夏に完成しました。「バリ島に新しいシンボルを」と28年にわたって進められてきた建設計画が、ついに実を結んだのです。
高い建物が少ないバリ島ではちょっぴり異質なこの像は、間近で見ると迫力満点! 食べ歩きや観光の合間に訪れると、SNSのネタになりますよ。

バリの伝統文化を体験できるカルチャーパークへGO!

写真:渡辺 裕希子

像が建てられている場所は、2000年にオープンした「GWK カルチュラルパーク 」。ケチャやバロンダンスなどの舞踊ショーを鑑賞できる屋外シアターや、バリ雑貨を扱うお土産ショップ、インドネシア料理のレストランやカフェなどが並び、バリの伝統文化を丸ごと堪能できるカルチャーパークです。
約250ヘクタールもの広大な敷地は緑豊かで、インドネシア国内からの観光客でにぎわっています。一方で海外からの観光客はまだまばらで、穴場感が楽しめます。

写真:渡辺 裕希子

入口を入ってすぐのところにあるのは、おなじみのスターバックス。ロゴは世界共通ですが、バリ風の外観デザインがおしゃれ。周囲の緑と調和しており、つい写真を撮りたくなるスポットです。バリ島オリジナルデザインのタンブラーやマグカップが欲しい人は要チェック。

迫力あるガルーダ像も必見!

写真:渡辺 裕希子

シアターやショップを通り過ぎて長い石段を登ると、「Plaza Wiznu(ウィスヌ広場)」と名付けられたエリアに到着します。 ここは神聖な場所なので、短パンやキャミソールなどの肌の露出が多い服装はNG。入口でスレンダンと呼ばれる布を借り(無料)、腰に巻きつけるのがマナーです。
まず視界に飛び込んでくるのが、写真の「ウィスヌ像」。水を司るヒンドゥー教の神様・ウィスヌ神の上半身像で、高さ約20mとかなりの迫力です。
像のすぐ隣には、聖水が湧き出るパワースポット「スマカ・ギリ寺院」があります。観光客もお祈り体験ができるので、興味のある人はぜひ試してみましょう。

写真:渡辺 裕希子

「ウィスヌ像」の奥に、巨大なガルーダの頭部が! ガルーダとは、神話にたびたび登場する黄金の神鳥で、ウィスヌ神の乗り物としても知られています。インドネシアの国章でもあり、ガルーダ・インドネシア航空の名称はここから名付けられています。

写真:渡辺 裕希子

視線を移すと、完成したばかりの巨大な石像が見えてきました。遠くから見ても、スケールの大きさは一目瞭然! 長い石段を降りて、いよいよ像に近づいていきます。

高さ約17mの巨大像が間近に迫る!

写真:渡辺 裕希子

コンサートなどのイベントが行われる「Plaza Garuda(ガルーダ広場)」を通り抜け、「ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像」へと続く道を進みます。道の両脇にそびえ立つのは削られた石切り場。ちょっとしたアドベンチャー気分が味わえ、隙間から見え隠れする姿に期待が高まります。

写真:渡辺 裕希子

近づくと、ビルの上に建つできたてピカピカの「ガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像」が! ウィシュヌ神が、翼を広げた神鳥ガルーダに乗る姿が表現されています。
2018年10月時点では未完成でしたが、今後は像の中央付近に展望スペースがオープンする予定。バリ島の街並みはもちろん、近くの島々を見下ろすことができるそうで、今から楽しみです。

敷地内の移動はバスやセグウェイでラクラク!

写真:渡辺 裕希子

「GWKカルチュラルパーク」の入口から「ガルーダ・ウィシュヌ・クンチャナ像」までの道のりはアップダウンが多く、ハードな道のり。暑い日や疲れたときの移動には、敷地内を循環するバスやセグウェイの利用がおすすめです(別料金)。
入場料は大人Rp.125,000、子供Rp.100,000(いずれもツーリスト料金)。
現地旅行会社やホテルでツアーに申し込めるほか、直接訪れてもOKです。
像を見るだけなら、1時間程度でOK。ケチャダンスで有名なウルワツ寺院からも近いので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

GWKカルチュラルパークの基本情報

住所:Jl. Raya Uluwatu, Ungasan, Kuta Selatan, Badung 80364 PO BOX 139 Nusa Dua, Bali
アクセス:ングラライ国際空港空港から車で約10〜15分、クタから車で約25分
取材協力:インドネシア共和国観光省
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
渡辺 裕希子

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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