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伊豆長岡「石のや」で究極のおひとり様を体験する!


めちゃくちゃ頑張った自分を褒めてあげたいときは、とびきり上等なひとり旅をご褒美にしてはどうだろう? 数寄を凝らした庭、完成度の高い料理、上質なサービス、広やかな部屋、そして自分だけのために用意された露天風呂。そんなすべてを手にできる大人仕様の宿、「Villa Garden 石のや」をご紹介しよう。

伝統を生かした新感覚宿「Villa Garden 石のや」

写真:たぐち ひろみ

頑張りに頑張って、大変な仕事をどうにかやり遂げた自分。「頑張ったね。お疲れ様!」と言ってあげたいとき、あなたならどうするだろう? 何かものを買うのもいいけれど、極上きわめつけのひとり旅を自分にプレゼントしてみるのも一案だ。伊豆長岡の「Villa Garden 石のや」は、そんな大人のご褒美にうってつけの宿といえる。
東京から特急で2時間5分、伊豆半島の「つけ根」に位置する長岡温泉。すぐ西隣は漁港として有名な沼津市、小高い山々に囲まれ、近くに富士山も望める風光明媚な土地だ。

写真:たぐち ひろみ

2015年、この伊豆長岡に「石のや」は開業した。昭和40年代から続く老舗旅館をこのとき全面改装、古き良き日本旅館の伝統を基盤に残しつつ、現代的な利便性を加味して誕生したのが「Villa Garden 石のや」だ。
フロントのあるエントランス棟から一歩出ると、目の前に広がるのは日本庭園。色とりどりの鯉が回遊する池、季節を彩る樹木や植物、せせらぎの流れる小径。2千坪を誇る敷地を最大限に生かした純和風の空間がここにある。

写真:たぐち ひろみ

夜ともなれば、この庭全体がライトアップされ、いよいよ雰囲気満点。たおやかな日本情緒にお疲れ気味のあなたの目もきっと癒されるはず。頑張った自分へのご褒美にここをすすめたい理由のひとつが、これだ。

広々空間をひとり占め-ただそれだけの贅沢

写真:たぐち ひろみ

庭園をぐるりと囲むように建ち並ぶ客室棟。全22室のうち1階にある11室は、すべてが専用露天風呂付きである。客室の多くが離れになっていること、どの部屋も布団の上げ下ろしが不要なベッドルーム付きなことも相まって、プライバシーへの配慮は万全だ。
写真で紹介するのは、そのうちのひとつ「有田」の客室。窓から近隣の山々を望める高台にあるこの部屋は、総面積89.75平米という広い間取りだ。12.5畳のリビング、7.5畳のベッドルーム、大型露天風呂に、長い廊下と総檜の内風呂が付き、もはや一軒の家と呼ぶにふさわしい。そして、こんな広大な客室に1人で泊まれるのが「石のや」の凄いところ(平日限定)。極上のひとり旅には、まさにうってつけな宿なのだ。

写真:たぐち ひろみ

和室の風情を残しながら、ソファやベッドの用意があり、洋室同様の使いやすさがうれしい客室「有田」。座卓と椅子を備えた間取りもある中、おひとり様やカップルに好まれるのは、こうした和洋折衷の部屋のようだ。60インチTVとDVDプレーヤーの用意もあり、ひとり映画鑑賞と決め込むにもおあつらえ向き。DVDはフロントで無料貸し出しを行っている。
「石のや」の客室は、広さが30平米〜105.2平米、露天風呂あり・なしなど、部屋ごとに仕様が異なる。露天風呂にも「有田」にあるような岩風呂、そして檜風呂の2種類があるので、ここは好みで選ぼう。

写真:たぐち ひろみ

そして、写真が「有田」の露天風呂。客室同様、これがやたらと広く、詰め込めば10人は入れそうだ。客室にこれほど大きな露天風呂が設けられた宿にはなかなかお目にかかれない。24時間放出の温泉のおかげで、湯温はいつでも適温、部屋でくつろぎながら、思い立ったらいつでも湯船へ直行できる。体が温まれば、備え付けのバスローブにくるまれて、リビングやベッドでまったり。そしてまた気が向いたら、再び湯船へ。何度でも好きなだけ入浴できる-これを贅沢と呼ばずに何と呼ぼう!

大浴場では、開放感を満喫

写真:たぐち ひろみ

「有田」に滞在すると、部屋露天だけでもう満足してしまい、大浴場への足が遠のきがち。とはいえ、一度はこちらも覗いてみたいところだ。午前0時を境に男女入れ替わりとなる大浴場には、それぞれに趣の異なる内湯と露天風呂が設けられていて興味深い。
写真は、特にゆったりとスペースが取られた檜の露天風呂。屋根がないため開放感も格別、降り注ぐ太陽を浴びながら、星空を仰ぎながらの風流風呂が楽しめる。檜風呂以外に1人用の陶器風呂も設置されているので、こちらも忘れずに。

写真:たぐち ひろみ

もう1つの大浴場にあるのが、この岩風呂。「有田」の露天風呂とよく似ているものの、こちらの方がさらに広く、屋根がない分明るく清々しい。
「石のや」の温泉は源泉が59.6℃、PH9.1のアルカリ性単純温泉。肌の上を滑るようなとろみ感が特徴で、角質を軟化させ肌をなめらかにするという説明にも納得だ。「美人の湯」とも呼ばれるこの温泉、とりあえず何度も入っておこう。

胃に優しい伊豆会席

写真:たぐち ひろみ

ひとり旅でちょっと気おくれしがちな食事時。部屋ごとに半個室が用意されている「石のや」では、そんな心配も無用だ。ことに混雑のない平日滞在なら、静かにじっくり旬の味覚を楽しむことができる。
季節ごとに品替わりする夕食は、駿河湾産の鮮魚や静岡県産の食材を主体に構成された会席料理。滞在客の1/4が外国人というのも影響してか、和を基本としながら洋も取り入れた食べやすい内容になっている。

写真:たぐち ひろみ

温泉効果なのか、普段より空腹感がつのる夕食時。「石のや」の会席は、そんなお腹をちょうどよい分量で満たしてくれる。豊富な野菜と素直な味付けは、特にヘルシーさを好む女性向きといえるだろう。
ちなみに写真は伊豆料理の定番、金目鯛の煮付け。ああ、伊豆にやって来たな、と実感できる一品だ。

写真:たぐち ひろみ

11時チェックアウトとなっているこの宿では、朝食は8時〜または9時〜と遅めのスタート。メインの魚料理は「あじの干物」または「さばの塩焼き」から好みのものを。マイルドであっさりした味付けが、目覚めたばかりの胃袋を優しく刺激してくれる。
食後はブックカフェに移動して、ゆったりとモーニング・コーヒーといきたい。近くに足湯と飲泉場が併設されているので、ついでに立ち寄るのもおすすめだ。

ぜひ訪れたい「富士見テラス」

写真:たぐち ひろみ

「石のや」に滞在したらぜひ立ち寄ってほしいのが、「伊豆の国 パノラマパーク」。宿から徒歩5分のところにある乗り場から、標高452mの葛城山(かつらぎやま)の山頂まで専用ロープウェイが運行している。伊豆長岡周辺のジオラマを楽しみながらの乗車が約7分。勾配も最大級となる最後の山場を過ぎれば、もう頂上に到着だ。

写真:大日株式会社

「富士見テラス」は、この山頂にある展望台の名称。名前の通り、富士山を眺望できるスポットとして人気を呼んでいる。富士山の展望スポットは数あれど、その裾野から頂上まで、これほどみごとに眺められる場所は貴重だ。カフェや足湯も併設されているので、コーヒーを飲みながら、あるいは足湯でくつろぎながら、のんびり富士の絶景を楽しみたい。

写真:たぐち ひろみ

残念ながら、富士山をしっかり目にできるかどうかは、お天気次第。でも、散策路やアスレチック広場があったり、3つの展望台からは伊豆の山々を眺めることができたりと、他にも楽しめる要素は満載だ。宿へのチェックイン前またはチェックアウト後に、ぜひ訪れることをおすすめする。
<伊豆の国 パノラマパークの基本情報>
住所:静岡県伊豆の国市長岡260-1
電話番号:055-948-1525
ロープウェイ営業時間:(2/16〜10/15)9:00〜17:30(上り最終17:00)、(10/16〜2/15)9:00〜17:00(上り最終16:30)
乗車料金(往復):大人2000円、小人1000円(1歳〜小学生まで)
定休日:なし(天候による運休あり)

至福のおひとり様滞在を「石のや」で

究極のひとり旅が体験できる温泉宿を1つご紹介した。しっとりした和空間、お肌に優しい温泉、そして高品質な料理を提供してくれる、高級宿「Villa Garden 石のや」。まだまだ穴場的存在だからこそ、狙いめだ。
東京方面からのアクセスは、伊豆長岡まで直行するJR特急「踊り子号 修善寺行き」が便利。あるいは、JRの普通列車か新幹線「こだま」で三島まで行き、そこから伊豆箱根鉄道駿豆線で伊豆長岡へ。駅からは宿の送迎が利用できる。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
Villa Garden 石のや
https://tkp-resort.net/ishinoya/
伊豆の国パノラマパーク
http://www.panoramapark.co.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
たぐち ひろみ

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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