スペイン北部バスク地方は魅力がいっぱい! ハイライトとなるビルバオの有名な「グッゲンハイム美術館」でアート鑑賞、そしてスペイン屈指のリゾート地で美食の街として知られるサン・セバスティアンで絶景とグルメを楽しむ欲張りな1日観光モデルコースを紹介します!
朝イチでアート鑑賞!グッゲンハイム美術館で
ビルバオといえばやはり今やシンボル的存在の「グッゲンハイム美術館」が有名です。ビルバオ観光には欠かすことのできない人気スポットです。アンディ・ウォーホルやジャクソン・ポロックなど、現代アートの作品の数々が展示されているほか、バスク地方出身のアーティストの作品も多く所蔵しています。アートファンはもちろん、そうでなくても必見のアートスポットです。
まるで宇宙船のような近未来感がある著名建築家フランク・ゲーリーの奇抜な建築デザインも大注目!
グッゲンハイム美術館を訪れると出迎えくれるのが「パピー」という著名な現代アーティスト、ジェフ・クーンズによる作品。植物で覆われた巨大な犬のオブジェはインパクト大です。
<グッゲンハイム美術館(Museo Guggenheim)の基本情報>
住所:Avenida Abandoibarra 2, 48009 Bilbao
アクセス:モユア駅から徒歩10分程度
営業時間:火曜〜日曜10:00〜20:00
休館日:月曜日
ランチはビルバオ旧市街地のバルで
朝からアート鑑賞でお腹も空いたお昼頃、ビルバオの旧市街地に行きましょう!ビルバオを支える地元の人々の生活を垣間見ることができる旧市街地はビルバオのもう一つの見所。街並みが美しいだけでなく、人々の活気にあふれイキイキとした場所です。
午後の移動もあるのでランチは手早く済ませるため旧市街地のバルで。バルというと飲み屋さんのイメージがありますが、通常朝から開店しているので朝も昼も利用でき、地元の人々にとって大衆食堂のような存在です。
ランチにおすすめは「Huevos Rotos(ウエボス・ロトス)」という卵料理でバルの定番。揚げたポテトの上に卵が乗った一品で、朝やお昼にちょうど良い!目玉焼きかスクランブルか選べます。チョリソー入りをチョイスすればボリューム感もプラスされて満腹に!
サン・セバスティアンに到着!まずはビーチへ直行!
ビルバオから次の目的地「サン・セバスティアン」へはバスやレンタカーなどで約2時間で到着です。
サン・セバスティアンはビスケー湾に面し、フランスの国境にほどちかく、「ビスケー湾の真珠」と呼ばれるほどの美しさを誇る港町です。市街地からすぐの「ラ・コンチャ海岸」と呼ばれる海岸線が美しい、スペイン屈指のリゾートタウンです。サン・セバスティアンでたっぷり太陽を浴びてください!
丘の上の展望台から絶景を満喫
海岸すぐ横の小高い丘「モンテ・イゲルド」の頂上には展望台があります。展望台へはケーブルカーなどでいくことができ、頂上からはどこまでも続く水平線が見え、清々しい景色が待ち受けています。
展望台からラ・コンチャ海岸を一望する景色はまさに絶景!真ん中に見えるのがサンタ・クララ島という好奇心をそそる無人島。遠くにはピレネー山脈を望むこともできます。美しい景観は見飽きることがありません。
<モンテ・イゲルド展望台の基本情報>
住所:20005 Donostia, Gipuzkoa
電話:+34 943 213 525
アクセス:「Plaza del Funicular」から ケーブルカーで
あなたはバル派?レストラン派?美食の街でグルメを堪能
サン・セバスティアンといえばやはりグルメ!サン・セバスティアンで気軽にバスク料理を楽しむならバルに行きましょう。カウンターに並ぶ「ピンチョス」をお皿に取り、お好みで温めてもらいましょう。「ピンチョス」とはバスク地方で有名なタパスの一種で小さく切ったバゲットの上に食材が乗ったものです。土地柄魚介系が多く、新鮮で美味しいピンチョスが食べられます。
とにかく美食で有名なサン・セバスティアンは、ミシュランの星付きレストランが多数存在するほど!高級リゾートらしく高級感のあるレストランもたくさんあります。バルのにぎやかな雰囲気もいいですが、落ち着いた雰囲気の中、絶品バスク料理に舌鼓を打つのもサン・セバスティアンの楽しみ方です。
いかがでしたか?
魅力がたくさんつまったスペイン北部バスク!その代表的な観光地であるビルバオとサン・セバスティアンの見所をぎゅっと詰め込んだ1日観光モデルコースをご紹介しました。芸術、絶景、そしてグルメを一度に楽しむことができるバスク地方にぜひ行ってみてください!
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
ビルバオ・グッゲンハイム美術館公式サイト
https://www.guggenheim-bilbao.eus/en/#
初めての「ビルバオ」観光ガイド
https://www.travel.co.jp/guide/article/32806/
【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
miyoshi yuca