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台湾リノベーションエリア5選!「西門紅楼」「彩虹眷村」も


台湾全土で古い建物を再利用(リノベーション)し、芸術スポット・イベントエリア・観光スポットとして、新たによみがえらせる文創区が注目されています。古い建物も日本統治時代のモノや、台湾古来の集合住宅だったり、港や工場の倉庫群だったりと様々です。若手のアートクリエーターたちにリノベーションされたエリアは、地元っ子にも観光客にも注目のスポットです。台湾全土に散らばるお勧めスポットを厳選してご紹介します。

台北「西門紅楼」

写真:藤谷 ぽきお

台湾の原宿と称される若者の街「西門」にある「西門紅楼」は、1908年に竣工した入口部分の八角堂と奥側の十字楼の2つの建物が結合された市場でした。1年半かけて2018年3月にリニューアルオープンしました。赤レンガはそのままに現代の複合商業施設として、おしゃれなショップやカフェが楽しめます。

写真:藤谷 ぽきお

週末には若手の手作り作家さんたちが集まるマーケットが開催され、野外にテントが立ち並びます。ワッペン・ステッカー・木工・ワイヤー作品など、独創的な一点モノの作品ばかりなので、お土産選びにも熱が入ります。

写真:藤谷 ぽきお

また、夜にはランタンと音楽と美味しいお酒が用意される野外バーも開催されます。一段と賑わいが増すので、夕方〜夜にかけて訪れてみて下さい。
<西門紅楼の基本情報>
住所:台北市萬華區成都路10号(西門町)
電話番号:+886-2-2311-9380
営業時間:11:00〜21:30(休日前は22時まで)※月曜定休
アクセス:MRT西門駅から徒歩すぐ

台中「彩虹眷村」

写真:藤谷 ぽきお

台湾独特の「眷村」(蒋介石率いる国民党軍の進駐に伴う移住人が暮らすエリア)の一つですが、そこに住む1人の老人が画を描き始めてリノベーションしたことで、再開発されることなく観光地になっているのが「彩虹眷村」です。独特なメルヘンワールドに迷い込んでみて下さい。

写真:藤谷 ぽきお

村の全体像を見てみると分かるのですが、周辺にはアパートがあり、すぐ横には遊具がある公園もあります。このカラフルな画がなければ、ただの古い集合住宅なのですが、この画たちのおかげで、最近では大型バスも乗りつけて団体客が訪れる程です。

写真:藤谷 ぽきお

壁だけではなく、通路にも画が描かれています。その内容も動物たちが賑やかに集まっているモノ・縁起の良い言葉や画を描いたモノや、家族や恋人たちの幸せや良縁を願うピースフルなモノまで多種多様です。
<彩虹眷村の基本情報>
住所:台中市南屯區春安路56巷25号
電話番号:+886-4-2380-2351
営業時間:8:00〜18:00
アクセス:台中駅より617番バスで約20〜30分

台南「藍晒圖文創園区」

写真:藤谷 ぽきお

台南市内の新光三越台南新天地デパートすぐ前の「藍晒圖文創園区」は、アート一色の文創園区です。入り口の大きなガジュマルの木が目印です。園内の建物の外壁に独創的なアート作品が数多く描かれていて、イマジネーションを刺激されます。カフェやショップも併設されているので、ゆっくりとアート鑑賞を楽しんで下さい。

写真:藤谷 ぽきお

文創園区を取り巻く建物の壁には10種を越える壁画が描かれています。カラーも画風もそれぞれ異なり、若手アーティストたちからの刺激を存分に受けることができます。

写真:藤谷 ぽきお

カフェやショップも充実していますので、新光三越台南新天地デパートと一緒に楽しんでみて下さい。
※詳しくは関連MENOの記事をご覧下さい。
<藍晒圖文創園区の基本情報>
住所:台南市南区西門路一段689巷
電話番号:+886-6-222-7195
営業時間:24時間オープン
アクセス:新光三越台南新天地デパートすぐ前

高雄「駁二芸術特区」

写真:藤谷 ぽきお

高雄の港にあった倉庫群が、若手を中心とした芸術家たちによってリノベーションされ、芸術特区として生まれ変わったのが「駁二芸術特区」です。その広さとアート作品の多さは他のリノベエリアを圧倒しています。辺り一帯が野外美術館のようです。

写真:藤谷 ぽきお

鉄クズを様々に組み合わせ、広場に巨大なアート作品を展示しているエリアもあります。

写真:藤谷 ぽきお

壁一面を遠近感を利用し3Dのようにした画などもあります。アート作品のジャンルは様々で、観ていて飽きがこないです。また、期間限定で様々な企画展も開催されているので、時期を変えればまた楽しめるエリアです。
※詳しくは関連MENOの記事をご覧下さい。
<基本情報>
住所:高雄市鹽堤区0大勇路1号
電話番号:+886-7-521-4899
営業時間:10:00〜18:00(金・土・日曜日は〜20:00まで)

台東「東糖文化創意産業園区」

写真:藤谷 ぽきお

「東糖文化創意産業園区」は台東の中心部からバスで10分程の所にあります。日本統治時代の砂糖工場をリノベーションし、廃材を利用したアートモニュメントや先住民族の雑貨や木材加工品・糖製品などを扱うショップが集合している文化創意産業園区です。園内にはさとうきびなどを運んでいた貨車がそのまま残されており、その手のマニアにはたまらないエリアです。

写真:藤谷 ぽきお

シンプルな倉庫風店内には先住民の方々の作品が並べられています。アクセサリーが多いですが、雑貨・装飾品・置物・竹かご類などもあります。

写真:藤谷 ぽきお

ここでは、トンボ玉を使ったアクセサリー作り体験ができます。好みの玉を選んで、世界で一つだけのアクセサリー作り体験を楽しんでみましょう。
<東糖文化創意産業園区の基本情報>
住所:950台東縣台東市中興路二段191号
電話番号:+886-8-922-7720
アクセス:インフォメーションセンターよりバスで約10分、「台東糖廠」下車徒歩1分

台湾全土の特徴あるリノベエリアを比較して楽しもう!

日本統治時代の建物から、台湾という国ができる過程で生まれた軍人さんたちの集合住宅まで、様々な物件が、アート・ショップ・観光資源としてリノベーションされていまが、その仕方は様々です。皆さんが訪れる台湾の都市にもきっとリノベエリアがあるので、アート鑑賞・雑貨巡り・新しいショップ開拓・インスタ写真撮影などそれぞれの目的で訪れて楽しんでみて下さい。
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
台湾・台南1日まるっと朝から夜まで!充実観光モデルプラン
https://www.travel.co.jp/guide/article/34746/
台湾・高雄はじめてさん必見!絶対に訪れて欲しいスポット8選
https://admin.tabiness.jp/article/register/?register_type=editdraft&article_id=31402

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
藤谷 ぽきお

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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