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贅沢すぎ!アナンタラチェンマイのスイートルームに泊まる


チェンマイはかつてのタイの王朝。ホテルも古都の街の雰囲気を生かしたデザインが多いのですが、最高級クラスのホテルの多くは市街地から車で30分以上離れていてかなり不便。その中で、最も便利な市街地に位置するのがアナンタラチェンマイ。ナイトマーケットや旧市街が徒歩圏で便利な上、ラウンジ利用可能のカサラスイートルームはなんと105平米以上という広さ!非日常とアート、観光が一度に楽しめる素晴らしいホテルです。

アナンタラチェンマイは市街地唯一のラグジュアリーホテル

写真:吉田 彩緒莉

チェンマイの旧市街のすぐそばを流れるピン川。アナンタラチェンマイはそのほとりに佇んでいます。五つ星ホテルを超えてくる「ラグジュアリー」クラスのホテルは、ほとんど不便な場所にあるチェンマイにおいて、徒歩2分でナイトマーケット、旧市街も徒歩10分程度と、チェンマイ観光に完璧なロケーションを誇るこのホテル。
「最高のホテルステイをして、観光も楽しみたい!」と思う人には、このホテル以外考えられません。
エントランスに立った瞬間、思わず「うわあ・・・」と声を出してしまう人が続出するのは、窓一面をキャンバスに見立て、目の前の洋館と人工池を絵のように映した素晴らしい演出。この洋館は1920年に建てられた旧イギリス領事館。現在はこのホテルの一部となり、レストラン、バーとして活躍しています。

写真:吉田 彩緒莉

ロビーには贅沢なほど沢山のソファーが配され、ゲストが思い思いに寛いでいます。特にこの窓際のカウチは、思わずうたたねしたくなる造り。このホテルはもともと、チェディというホテルでしたが、その創業者が日本の「禅」をモチーフにデザインしました。仏教国であるタイはどことなく文化やインテリアが日本に通じる部分も多く、タイの古都であるチェンマイと日本のデザインが融合した素晴らしいセンスに貫かれています。そこにイギリス領事館のコロニアル調の建物が融合。同じアナンタラブランドでもまさにここにしかないデザインです。
アナンタラチェンマイの建築美やデザインについては別の記事に詳しく書かせていただきましたので、関連MEMOからお読みくださいね。

写真:吉田 彩緒莉

ウエルカムドリンクはマナオ(タイのライム)を絞ると色が変わるバタフライピーと、素朴な米菓子。蘭の首飾りをチェックイン時にかけてくれるのですが「えっ?ハワイのハネムーンじゃないんだから!」とちょっと照れくさい(笑)。ここはアナンタラチェンマイのおもてなしとして甘んじて受けましょう。ベット横のナイトテーブルに置けば、翌日蘭の花の香りで目覚めることができます。

広さ105平米!アナンタラチェンマイに泊まるならカサラスイート!

写真:MINORHOTELS

アナンタラチェンマイにはデラックスルームと、他ホテルのスイートルームのカテゴリー「カサラスイート」があります。デラックスルームも50平米以上あり、十分な広さ。でもせっかくアナンタラチェンマイに宿泊するのならカサラスイートがお勧め。シーズンや宿泊サイトによっては、デラックスルームとの料金差がそんなに大きくありません。カサラスイートは2名一室一人30000円程度。105平米の客室はチェンマイのホテルのスイートルームでも最高クラスの広さを誇ります。
そして、そのインテリアの素晴らしさと言ったら・・・他の国や他のラグジュアリークラスのスイートルームと比較してください。このレベルなら相当お得です。ここは贅沢しておきたいシーンですよ。

写真:吉田 彩緒莉

客室は広いだけではなく、古き良きチェンマイの家具と、日本の「禅」のイメージを組み合わせたという、シンプルかつスタイリッシュな雰囲気がとてもアートです。座る場所に悩むほどソファーやカウチが豊富にあり、同行者に遠慮せず思い思いの時が過ごせそう。更にクローゼットスペースにはワインセラーもあり、常に適温のワインが楽しめます。ワインの高いタイ。お値段はかなりお高めなので、裏技として徒歩10分で到着するリンピンスーパーマーケットでワインを購入。冷やしておくのも手です。

写真:吉田 彩緒莉

ピカピカに磨かれたガラスのおかげで、まるで手すりがないようにも見えるテラスには、大きなソファーとテーブル。客室に備え付けられたネスプレッソで淹れたコーヒーを楽しんだり、ルームサービスを頼んでこちらでいただくのも良いですね。

アナンタラチェンマイの客室は家具や小物の配置も繊細

写真:吉田 彩緒莉

ホテル関連の本はもちろん、おしゃれな美術書が置かれたマガジンコーナー。照明加減もよく考えられ、客室自体が美術館のようです。

写真:吉田 彩緒莉

木製のバスルームの壁は、手動で開閉可能。開け放しておけば開放的なバスタイムが楽しめます。もちろん閉めて使えば完全な個室になるのでご安心を。

写真:吉田 彩緒莉

バスソルトは三種類。その日の気分に合わせて使えます。また、夜になるとターンダウンサービスの際、アロマオイルをセットしてくれるので、静寂の中で、最高にロマンティックなバスタイムが楽しめますよ。

アナンタラチェンマイで過ごす極上の時間

写真:MINORHOTELS

せっかくのラグジュアリーホテルステイ。いくら観光に便利なホテルとは言え、1日中ホテルで過ごす贅沢な日も持ちたいもの。ピン川に面したプールでは安らぎの時間が過ごせます。まずデッキチェアーが広くて寝心地抜群。席に座るとプールスタッフが「私はこのプールでお世話させていただく〇〇です」と、自分の名前を伝えながら、冷たい水を持ってきてくれます。なんという贅沢。午前中は人工池に蓮の花が咲き、幻想的な景色まで楽しませてくれますよ。

写真:吉田 彩緒莉

毎晩ホテルの中心にある旧イギリス領事館前の人工池で18時過ぎに始まるタイ舞踊も必見です。デラックスルームに宿泊しているゲストはロビーで見ることができますが、カサラスイートに宿泊しているゲストはカサララウンジからドリンクを楽しみながら、眺めることができるのです。

写真:吉田 彩緒莉

ビュッフェで軽食が並ぶクラブラウンジとは異なり、料理は小皿に三種。そのため夕食をガッツリ・・・というゲストはいません。そのせいか品の良いゲストが多く、騒がしくなることもあまりありません。カサララウンジについては詳しく他の記事に書かせていただいたので、関連MEMOからお読みください。

旧イギリス領事館でいただくアナンタラチェンマイの朝食

写真:吉田 彩緒莉

朝食はアナンタラチェンマイの中心的な存在、旧イギリス領事館を改装したレストランでいただきます。歴史を感じる邸宅の中に入っていくだけでも胸が高鳴り、素晴らしい朝の時間への期待が高まります。

写真:吉田 彩緒莉

館内の席は重厚で素敵ですが、日本の番傘に似た、ボーサンというチェンマイのカラフルな傘がパラソル代わりに配置されたテラス席がお勧め。ビーチリゾートでもない、山岳リゾートでもない、古都のリゾートというジャンルの位置付けを認めざるを得ない素晴らしい空間です。うっそうとした木々の緑の間から見えるピン川と川のほとりでのんびりと釣りをする人たちを眺めながら、ゆったりと朝食をいただきましょう。

写真:吉田 彩緒莉

朝食はメイン料理を一人何品でも注文できるオーダー制。お粥、卵料理、タイの麺料理クイティアオなどの定番から、カレーや炒め物など「これ本当に朝食?」と思ってしまうようなものまで様々。とはいえ前菜やデザートのビュッフェも十分に充実しています。ビュッフェの前菜をいただきながら注文したメインを待つスタイルですが、メインが来る前にお腹いっぱいになってしまわないようご注意を。
フルーツを目の前でフレッシュジュースにしてくれたり、タイの伝統菓子カノムクロックの実演コーナーまであり、ゲストを退屈させません。

チェンマイを代表する名ホテル・アナンタラチェンマイで極楽ステイ

チェンマイは首都であるバンコク、世界的リゾートのプーケットやサムイと比較すると「ラグジュアリークラス」のホテルはかなり少ないです。更に観光地から離れた場所や、山奥にラグジュアリークラスのホテルが目立つチェンマイにおいて、どこに行くにも便利で、それでいて静寂と高級感を保ち、洗練された建築美を貫くホテルは、アナンタラチェンマイ以外ありません。
チェンマイの宝石とも言える珠玉のリゾートホテルでチェンマイ滞在を最高のものにしてください。

■関連MEMO
タイ・チェンマイの高級ホテル「アナンタラ」のクラブラウンジ
https://www.travel.co.jp/guide/article/27369/
伝統とアートが融合!タイ・アナンタラチェンマイリゾート&スパ
https://www.travel.co.jp/guide/article/22231/
アナンタラチェンマイリゾート
https://chiang-mai.anantara.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
吉田 彩緒莉

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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