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真っ赤な姿が印象的!トリニダード・トバゴ「スカーレットアイビス」ツアー


カリブ海の最南端に位置する国、トリニダード・トバゴ。
自然豊かなトリニダード・トバゴの人気アクティビティのひとつに、国鳥である「スカーレットアイビス」を見に行くジャングルクルーズがあります。
真っ赤な体が特徴のスカーレットアイビスは、トリニダード・トバゴでは1年を通して観察することができます。思わずその赤さに驚いてしまうスカーレットアイビスを、実際に見てみませんか?

夕方に出発するツアー。その理由とは?

写真:SAORI GRAPH

スカーレットアイビスツアーが行われているのは、首都ポート・オブ・スペインから15kmほどの距離に位置する「カロニー湿原」。
スカーレットアイビスは南米の熱帯雨林とカリブ海諸島に生息している鳥で、南米でスカーレットアイビスを見る場合、片道4時間近くかけて湿原へ行かないと見ることが出来ません。
それに対し、トリニダード・トバゴでは首都から湿原まで車で30分程度でアクセスできるため、世界中からたくさんの観光客がツアー参加に訪れます。

写真:SAORI GRAPH

スカーレットアイビスは、毎朝餌を求めてカロニー湿原を飛び立ちます。そして夕方になると採餌を終え、大群でカロニー湿原へと戻ってくるのです。
そのためツアーは、スカーレットアイビスが湿原へ戻ってくる時間帯を狙い、夕方16時に出発。30人ほどが乗れるモーター付きのボートに乗り込み、最終目的地のスカーレットアイビスが寝床にしている島までジャングルクルーズを楽しみながら進んでいきます。

写真:SAORI GRAPH

船着き場を出発したボートは、マングローブがトンネルのように生い茂っている水路を進みます。
カロニー湿原では様々な動物が観察できますが、動物たちは上手く森に紛れているので我々がパッ見つけるのは至難の業。でもご安心ください、ガイドさんが動物を見つけてはボートを止め解説してくれます。
動物はボートから離れた距離にいることも多いので、双眼鏡を持って行くと良いでしょう。

森の中で珍しい生き物に会えるかも

写真:SAORI GRAPH

カロニー湿原では、蛇やケイマンワニなど様々な動物を見ることができます。
その中でも出会えたらラッキーなのが「ヒメアリクイ」という世界最小のアリクイ。夜行性のヒメアリクイは、昼間は写真のように木の上で丸まって寝ていることが多いのですが、小さい上に木々に紛れているので見つけるのは大変!
寝ているだけでもそのモフモフした可愛らしさ溢れる姿のヒメアリクイ、是非頑張って探してほしい動物です。

写真:SAORI GRAPH

マングローブの森には蟹も住んでいます。
実はこの蟹。スカーレットアイビスの餌となる蟹で、スカーレットアイビスはこうした甲殻類を食べることで、体がだんだんと赤く色付いていくのです。
スカーレットアイビスの赤さの元となっている蟹は必見です!

クロサギ、シラサギ、フラミンゴ・・・まさに鳥の楽園!

写真:SAORI GRAPH

バードウォッチングの聖地とも言われているトリニダード・トバゴ。ジャングルクルーズをしていると、水面ギリギリを飛んでいくクロサギやシラサギがボートを追い越して飛んでいきます。
カロニー湿原ではクロサギやシラサギの他、多くの珍しい野鳥と出会うことが出来ます。

写真:SAORI GRAPH

数年前からはフラミンゴも見られるようになり、ますますカロニー湿原でのバードウォッチングは盛り上がりをみせています。
フラミンゴといえば動物園でスッと片足立ちしている姿が思い浮かびますが、飛んでいる姿もそれはそれは美しいもの。フラミンゴはツアーで必ず出会えるわけではないので、見ることが出来たらラッキーです!

真っ赤な鳥、スカーレットアイビスにご対面!

写真:SAORI GRAPH

湿地帯の湖に出ると、スカーレットアイビスの寝床となっている島の対岸付近にボートを停泊させ、じっとスカーレットアイビスが来るのを待ちます。
そして夕方5時過ぎ。真っ赤な鳥の大群が、あちらこちらから飛んできました!
鮮やかな赤色をまとったスカーレットアイビスの姿は、遠く離れた場所からでもはっきりと見ることができます。

写真:SAORI GRAPH

スカーレットアイビスは蟹などの甲殻類を食べることによって、このような真っ赤な姿になるというのは前述しましたが、では真っ赤になる前のスカーレットアイビスは一体何色なのでしょうか?

写真:SAORI GRAPH

こちらがスカーレットアイビスの幼鳥の群れ。黒褐色の幼鳥もいれば、赤と白と黒褐色の斑になっている幼鳥もいます。とても同じ鳥とは思えない体の色ですよね。
生まれた時は灰色っぽい色をしているスカーレットアイビスですが、約3年かけて鮮やかな美しい赤色になるのです。

赤い花が咲いた!?スカーレットアイビス寝床の島

写真:SAORI GRAPH

こちらがスカーレットアイビスの寝床となっている島。
緑色の木々に、ポツポツと鮮やかな赤い花が咲いているように見えます。

写真:SAORI GRAPH

この赤い花のように見えるのは、実は全てスカーレットアイビス。
緑色の木々が生い茂る島は、夕方になりスカーレットアイビスが島へ戻って来ると、赤い花が咲いたように華やかになるのです。この、自然によるおしゃれな演出を、トリニダード・トバゴを訪れた際は直に見てみてくださいね!

スカーレットアイビスツアーの基本情報

住所:Caroni Swamp Bird Sanctuary, Caroni, Port of Spain, トリニダード・ドバゴ
電話番号:+1-868-645-1305
アクセス:ポートオブスペイン市内から車で30分
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
Love Trinidad & Tobago
http://lovetrinidadandtobago.com/
Caroni Bird Sanctuary Tours | Nanan Bird Tours
http://www.nananecotours.com/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
SAORI GRAPH

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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