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南伊レッチェの隠れ家「Dimora San Leucio」で過ごす優雅な旅時間


「南イタリアのフィレンツェ」と呼ばれる南伊プーリア州にあるバロック建築の街レッチェ。有名なサントロンツォ広場やサンタクローチェ教会から徒歩3分の「Dimora San Leucio」は、2017年にオープンした路地裏にひっそりと佇む隠れ家。イタリアらしいハイセンスなインテリアとバスタブ付きの部屋が魅力です。街の中心に位置する抜群の立地とオーナーのおもてなしで異国での旅が優雅な滞在時間に変身です!

バロック建築の街レッチェの中心にあるお宿

今回ご紹介する「Dimora San Leucio」は、イタリア半島をブーツに例えると“かかと”に位置するプーリア州にあります。州都バーリからは国鉄の特急電車で1時間30分、サレント半島の玄関ブリンディジ空港からはバスや車で30分のレッチェの街にあります。
レッチェは「南イタリアのフィレンツェ」の別名をもつ、バロック建築の街。街のあちらこちらがバロック彫刻で飾られています。まるで街そのものが美術館のよう。散歩するだけでもシャッターを押す手が止まりません。

写真:ケイコ ソリーノ

「Dimora San Leucio」があるのは街の中心。街の見所であるサンタクローチェ教会のすぐそばにあるカステルメディアーノ広場の裏手にあります。この広場は、夜になると周辺にレストランやワインバーが連なる美食スポット。歩き疲れた日は宿の近くで食事を済ませたいと思う時にも最適な立地です。

写真:ケイコ ソリーノ

カステルメディアーノ広場の裏手にある路地を進むと「Dimora San Leucio」にたどりつきます。周辺にはミニスーパーとタバコ屋さんがそれぞれ徒歩1分のところにあります。

写真:ケイコ ソリーノ

歴史ある建物と人懐っこいオーナーがお出迎え

2017年にオープンした「Dimora San Leucio」は17世紀のバルサモ邸を改築したB&Bで、客室は全部で5つ。青、黄、赤、緑、白とすべて異なるテーマカラーをもっています。
1階にはレセプションと朝食会場、客室が1つあります。2階には中庭を囲むように残りの4つの客室が並びます。

写真:ケイコ ソリーノ

旅人を人懐っこい笑顔で迎えてくれるのがオーナーのフラヴィオさん。困ったことや現地の情報を聞きたいときは気軽に彼に相談してください。英語または伊語の2ヶ国語が話せます。

写真:ケイコ ソリーノ

館内は階段のみですが、重たいスーツケースがあれば快くオーナーが持ち運びを手伝ってくれます。建物の歴史を感じる重厚感ある館内。センスのよいイタリア人のお宅にお邪魔したような感覚に陥ります。

写真:ケイコ ソリーノ

貴族気分に浸れるゴージャスな客室

この宿の魅力のひとつが、ハイセンスなインテリア。まさにデザイン大国イタリアに滞在していることを実感するゴージャスな空間が目の前に広がります。気分はもう貴族!優雅な滞在のはじまりです。
客室は地元アーティストの1点ものの絵画で飾られ、重厚感ある金縁の鏡や絨毯に加えてモダンなスケルトンのテーブルとイスという組合せ。このバランスのよさを保てるのは、イタリア人のセンスでなければ難しいはずです。

写真:ケイコ ソリーノ

さらに、計5室のうち3室がバスタブ付きというから日本人にはうれしさ倍増ですね。夏は暑い日中にかいた汗を、冬は寒い空気で冷え切った体を湯船でゆっくりと労わることができます。川がなく、昔から水が貴重であるプーリア州ではバスタブ付きの部屋はめずらしいのです。

写真:ケイコ ソリーノ

アメニティも土地のモノが用意されています。州内マルティーナ・フランカで製造されるブランド「Nais dei」のセット。優雅な香りに包まれて極上のバスタイムが楽しめますよ。

写真:ケイコ ソリーノ

室内にはおもてなしの心遣い

室内には電気ポットとティーバッグ、郷土のスナック“タラッリ”、お水がワンコーナーに無料で用意されています。また、有料でポテトチップス等の菓子類やアルコール飲料もあります。遅く到着した夜やちょっと小腹が空いたときには嬉しい心遣いですね。

写真:ケイコ ソリーノ

さらに、外出のお供に持ち歩きたいカラフルなキャンディも。観光で疲れた体への糖分補給にピッタリ!ちょっとした心遣いにオーナーの温かさを感じることができます。

写真:ケイコ ソリーノ

そして、極めつけは旅の便利帳。ヨーロッパのB&Bに多い運営スタイルですが夜はレセプションが無人となるため、オーナーの連絡先と一緒に警察署や病院、薬局等緊急時の連絡先が書かれたリストが設置されています。
さらに、近所のスーパーやタクシー会社、提携駐車場の住所と電話番号までもが同じリストに記載されています。かゆいところに手が届く便利帳、必要なときには重宝してくれますね。リストは英語版と伊語版の両方があります。

写真:ケイコ ソリーノ

朝食は優雅なホールで

ゆっくり休んだ翌朝は、優雅なホールで朝食を。中庭に面したホールでは窓から入る清々しい空気を肌に感じながら、オーナーの食のおもてなしがいただけます。

写真:ケイコ ソリーノ

メニューはイタリア式にカプチーノ等のコーヒー飲料に甘いパンやケーキ類。その他にトーストやハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツ等日本人にも満足な内容です。サービスを担当するカルメンさんの優しい笑顔に癒されながら、ゆったりとした朝の時間が過ごせます。

写真:Dimora San Leucio

朝食で見逃さずに食べてほしいのが、レッチェのあるサレント半島名物の「パスティチョット」。クッキー生地にカスタードクリームが包まれた楕円形のお菓子です。美味しい朝食でエネルギーチャージしたら、新しい一日も元気に街へ繰り出せますね!

写真:Dimora San Leucio

「Dimora San Leucio」のオススメポイント

「Dimora San Leucio」では宿泊施設として快適な滞在を提供するのはもちろんのこと、シーズンや人数により料理教室やアドリア海クルージング、ワイナリー訪問等のオプションも実施しています。興味がある方は事前にメールや電話でオーナーへご相談ください。
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
Dimora San Leucio公式HP
https://www.baroccorosso.com/type/dimora-san-leucio/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
ケイコ ソリーノ

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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