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野島直人さん対談【3】「孤独のグルメ」も大人気!韓国でのコミュニケーションは「食事」


韓流スターの日本での公演MCを始め、国内外のイベントを盛り上げているYumiさん。年間で平均150公演以上を担当、この10年で延べ300万人の韓流ファンから支持されるトーク術のノウハウを明かした『初対面でも盛り上がる! Yumi式会話力で愛される29のルール』も好評発売中。
旬の人たちとの対談対談の第三回は、前回同様、韓国でロングランを続けるミュージカルに、たったひとりの日本人として主演を務める野島直人さん。
劇団四季を経て、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役やアンジョルラス役を歴任した彼が、まったく韓国語をしゃべれない状態なのに、思い切って韓国のミュージカル界に飛び込んでいった話、そして韓国でのコミュニケーションの話をうかがいます。

食べ物でコミュニケーション

Yumi年間約150本以上、動員数で言えば年間30万人以上の韓国関連イベントのMCなどを務める。歯科衛生士、裁判所の法廷通訳、北新地でバー経営という異色の経歴を持つ。関西でラジオDJ、テレビのリポーターやMCなどを経験後、韓流ブームと共に、イメケン揃いのスターのMC、通訳などを担当、女性ファンから慕われている。また語学スクール『ウリアカデミー』にて韓国語講師をつとめ、自身のトークライブ「Yumiサロン」を不定期に開催、歌やドラムなどマルチに活躍。著書に『初対面でも盛り上がる! Yumi式会話力で愛される29のルール』他 ツイッター @Yumi_nuna

Yumi:第二回のときに、コミュニケーションはボディタッチで仲良くなった…とおうかがいしましたが、ほかに何かありましたか?

野島:ボディタッチ…変な意味じゃないですからね!(笑)

そうですね、同じく演出家に「意見が違ったら、一緒に食事をしなさい」って言われました。お茶でもいいから、自分から誘っていきなさい。なんにもしゃべらなくてもいいから、一緒の時間を共有しなさいって。

Yumi:それは、日本とは違いますよね?

野島:そうですね。日本では役付きになると一人ずつの楽屋もあるし、マネージャーや付き人がいたりして、「一緒に食事をする」ってないんですよね。

でも、向こうってそもそも楽屋が大部屋で、みんなで出前を取ったりするんですよ。それこそ、ジャージャー麺とかチゲとか。

それで、楽屋には辛いカップラーメンがあったので、日本からは「どん兵衛」を持ち込みました。かつおだしって韓国にはないので、みんなすごく喜んでくれました。

Yumi:へえ〜、どん兵衛ですか。

野島:だから僕のファンの人に「差し入れ何がいいですか?」っていわれたら「どん兵衛」って。一時期はマネージャーにも、「どん兵衛」を大量に買ってきてもらったりして。日清食品さんから褒められてもいいくらいですよ(笑)

Yumi:たしかに、韓国にはない甘めのつゆは魅力かもしれませんね。

野島:実は今、韓国で『孤独のグルメ』(松重豊さん主演のドラマ)がすごく流行っていて、「ししゃも」って本当においしいのか、食べてみたいから日本に行ったらお店に連れてってくれとか、そんな話もするようになったり。

Yumi:へえ〜。

野島:それも、これも、一緒に食事をしたからだな、と思います。

Yumi:私も本で書いたんですけど、韓流コミュニケーション術のひとつに、アイサツがわりに使う言葉が「? ?????(パンモゴッソヨ?)=ご飯食べた?」って。本当によく使うんですよね。

野島:ああ確かに。その言葉ひとつで、何か雑談に入れますよね。

Yumi:日本の「いいお天気ですね」とか、そんな感じなのかも。楽屋にいっても食べ物が置いてあることが多いので、「あれ、食べた?」とか「そこにある○○はおいしかったよ」とか、話かけられますし。...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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