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ティッシュの名前でお馴染み!?NZネイピアはアールデコの街


ニュージーランド東海岸に位置する街「ネイピア」。この街のことを知らない人でも、どこかで聞いたことのあるような名前ではないでしょうか?
かつてパルプ業の工場があったこの街は、誰もが知るあのティッシュの名前の由来になったとも言われています。また多くのアールデコ建築が残ることでも知られ、毎年2月には街中がアールデコ一色に染まるイベントまで!今回はそんなネイピアの街の魅力をたっぷりとご紹介します!

ネイピアの象徴!アールデコ建築を見学しよう

写真:長坂 博希

ネイピアの最大の特徴といえば、何と言ってもアールデコ建築の数々。世界的でも有数のアールデコ建築の街並みが残って、街を歩けばまるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうこともできます。

写真:長坂 博希

街の中心地でもあるエマーソンストリートでは、こうした建築を至る所で目にすることができます。古い建築の街並みに現代風のショップが軒を連ね、古今が見事に融合しています。
自分で歩いて見て回るだけでも十分に楽しいのですが、もっと詳しく知りたいという方は、ぜひネイピア名物でもあるガイド付きのウォーキングツアーに参加してみましょう。見ているだけでは分からないような、様々な歴史が垣間見えることでしょう。

写真:長坂 博希

こうしたアールデコ建築の数々は、日中はもちろんですが、日が落ちてからの見学もおすすめ。優しいネオンが灯り、とてもロマンチックな景色を楽しむことができます。

年に1回のタイムスリップ!ネイピア「アールデコフェスティバル」

写真:長坂 博希

そんなアールデコの街並みが、いっそう華やかになるのが、毎年2月上旬に開催される「ネイピアアールデコフェスティバル」です。有料のイベントから無料のイベントまで、実に様々なイベントが町中で行われますが、とにかく街は多くの人でごった返します。

写真:長坂 博希

そして街の人々や風景にも、きっと驚かされることでしょう。人々は古風でおしゃれな衣装に身を包み、さらに街中には多くのクラシックカーが集結します。中にはわざわざ海外から自慢のクラシックカーを持ってくる人もいるのだとか。
お祭り気分をもっと味わいたいという方は、街中の様々なアールデコショップに行けばレトロな衣装を購入することもできます。これという衣装があれば、日本から持参するのも良いかもしれません。街中がタイムスリップする、なんとも不思議な光景を思う存分楽しみましょう!

写真:長坂 博希

お祭りは約5日間にわたって催されますが、数あるイベントの中でも航空ショーは見逃せません。ネイピアの海上を4機の飛行機が自由自在に飛び回り、一糸乱れぬ動きは息を呑むほどの大迫力です。インフォメーションセンターなどでイベントスケジュールは手に入りますので、ぜひ事前にチェックしてからスケジュールを立てましょう!

ニュージーランドの透き通る青い海!

写真:長坂 博希

ネイピアの街並みから道路を一本渡れば、そこにはニュージーランドらしい透き通った海が広がります。「ホークスベイ(鷹の海)」とも呼ばれる広い海岸線は、上空から眺めると鷹が羽を広げたような形をしており、天気が良い日には羽の先にあたる部分まで見渡すこともできます。

写真:長坂 博希

アールデコフェスティバル期間中はこのビーチも多くの人でにぎわいますが、それ以外の期間であれば最高のピクニックスペースに早代わり。ご自身でランチボックスを用意して、最高の景色とともにピクニックしてみてはいかがでしょうか?

写真:長坂 博希

ビーチ沿いには噴水やアイスクリーム屋、さらにはローラースケート場やスパまで、実に様々な施設を目にすることができます。海岸線を散歩するだけでも非常に気持ちがいいので、ぜひ晴れの日を狙ってビーチへお出かけしましょう!

可愛いキウイにも会える!ニュージーランド国立水族館

写真:長坂 博希

ネイピアで人気の観光スポットとなっているのが、先ほどのビーチ沿いにある「ニュージーランド国立水族館」。日本の水族館をイメージすると非常に小さい建物ですが、中では動く歩道付きの近代的な水中トンネルも楽しむことができます。
さらに一日数回、サメと一緒に泳げるイベントも用意されており、地元民には人気のアクティビティとなっています。追加料金約100ドルがかかりますが、我こそはという方はぜひチャレンジしてみてください!

写真:長坂 博希

そして水族館のもう一つの目玉となっているのが、ニュージーランドのシンボルともなっている「キウイ」。日本ではキウイフルーツの名前の方がより知られていますが、もともとはニュージーランドのかわいらしい鳥の名前で、丸っこいその姿は見ているだけでとっても癒されます。
夜行性としても知られるため、キウイを見ることのできるブースは常に真っ暗に保たれ、フラッシュは一切禁止されています。また、時間帯によってはキウイも巣にこもって寝てしまうので、見れるか見れないかは運次第かもしれません。たとえ見れなくても、帰る頃には活動しているかもしれないので、何度かキウイブースを覗いてみるようにしましょう。

写真:長坂 博希

また、一日数回行われるペンギンの餌やりもお見逃しなく。小さなペンギンたちが歩く姿は見ているだけでもとっても癒されますよ!
〈ニュージーランド国立水族館の基本情報〉
住所:546 Marine Parade, Napier South, Napier
電話番号:+64-06-834-1404
アクセス:エマーソンストリートより徒歩約10分

豪華クルーズ船も到着!ブラフヒルからネイピアの街を一望しよう

写真:長坂 博希

最後にご紹介するのは、ネイピアの街にたたずむ丘「ブラフ・ヒル」に位置する展望台。展望台からはホークスベイの大海原を見渡すことができ、日によってはネイピアに寄港している大型の豪華客船も見ることができます。かつてこの港から日本へ、大量のティッシュが送られていたのかもしれません。

写真:長坂 博希

天気の良い日にはホークスベイの街並みと大自然をはるか遠くまで見渡すことができます。ニュージーランドらしい広大な風景を味わいたい方も、ぜひブラフヒル展望台に登ってみてくださいね。

アールデコの街ネイピアでニュージーランドらしいバカンスを!

いかがでしたでしょうか?アールデコにかわいらしいキウイ、青く透き通る海に広大な大自然と、さまざまな魅力溢れる街ネイピア。日本人にも人気の観光地「ロトルア」からも車で約3時間ほどなので、ちょっとしたおでかけにはぜひおススメの街です。
ぜひあなたもアールデコの街ネイピアで、ニュージーランドらしいバカンスを満喫してみませんか?

■関連MEMO
ニュージーランド国立水族館HP(英語)
https://www.nationalaquarium.co.nz/visit/aquarium-entry-prices-and-tickets/

【トラベルジェイピー・ナビゲーター】
長坂 博希

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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