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佐倉の城下町めぐり・一日観光モデルコース。レンタサイクルでプチトリップ!


江戸時代の暮らしを感じられる武家屋敷に、かつて侍が歩いた竹林の小道。佐倉城を中心に発展した千葉県佐倉市は、今も城下町の面影を残す街並みが魅力です。
今回は、そんな佐倉を効率よく見て回るモデルコースをご紹介。レンタサイクルを使って、城下町としての佐倉の見どころを巡ります。女性にも人気の和カフェや、思わず写真を撮りたくなるようなフォトジェニックな撮影スポットもありますよ!

移動手段はレンタサイクルがオススメ。まずは佐倉城址公園からスタート

写真:佐倉市

佐倉の玄関口といえば、JR佐倉駅、もしくは京成佐倉駅。今回は、このいずれかの駅をスタートし、「城下町」としての佐倉の見どころを巡るコースをご案内します。
佐倉のまちの特徴としては、観光スポットが市内に点在しており、それぞれの距離がやや離れていること。そのため移動手段としては、市内4か所で借りられて好きな場所で返却できるレンタサイクル(一日500円)がおすすめ。※詳細は関連MEMOにリンクしています。
まちの至る所に写真のような案内板がありますので、行きたい場所にスイスイたどり着けますよ。体力に自信のない方は、電動アシスト自転車(一日1000円)の貸し出しもあります。

写真:佐倉市

ご紹介するモデルコースは約7km以上となりますので、徒歩の場合は一部をカットするなど、アレンジしてみてくださいね。なお、観光マップはレンタサイクルを借りる際に入手できます。
さて、城下町観光へスタートして最初に目指すのは佐倉城址公園。京成佐倉駅からは1.8km程度(JRは2.3km程度)です。四季折々の景色が見られることでも人気で、桜や紅葉のきれいな季節なら、公園をサイクリングするだけでも爽快ですよ。

写真:下川 尚子

江戸時代に築かれた佐倉城を中心として作られたのが、現在の佐倉のまちの成り立ち。佐倉城は明治時代に廃城となりましたが、現在でも天守閣跡、空堀、水堀、土塁などの遺構が残っています。一画には国立歴史民俗博物館もありますので、ご興味に合わせて散策してみてくださいね。
<佐倉城址公園の基本情報>
住所:千葉県佐倉市城内町
電話番号:043-484-0679

「ひよどり坂」でフォトジェニックな竹林に癒されよう

写真:下川 尚子

次に向かうのは、佐倉城址公園から約1kmほどの「ひよどり坂」。約160mの小道の両脇に美しい竹林が見られる、風情たっぷりのスポットです。
ここは当時の武士たちが暮らしていた武家屋敷と佐倉城をつなぐ道。かつて、ここを通って佐倉藩士たちが佐倉城へ向かっていたと考えると、江戸時代にタイムスリップしたような不思議な心地が味わえます。

写真:下川 尚子

このひよどり坂、隠れたフォトジェニックなスポットとしてまさに今、人気が高まりつつある場所なんですよ。中腹には腰かけて写真を撮れる場所もありますので、旅の記念ショットはぜひこちらで!
<ひよどり坂 基本情報>
住所:千葉県佐倉市城内町5-23
電話番号:043-484-6146(問い合わせ先:佐倉市役所 産業振興課)
※ひよどり坂については、関連MEMO”今行きたいフォトジェニック竹林!千葉・佐倉「ひよどり坂」で着物散歩体験”にて詳しくご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

江戸時代へタイムスリップ!武家屋敷群と麻賀多神社へ

写真:下川 尚子

続いて、ひよどり坂から約200mほど進んで、武家屋敷へ。佐倉城から比較的近いこの周辺は武士の居住区となっていたエリアで、関東最大級の武家屋敷群が残っています。そのうち3棟は見学可能で、屋敷の内部の様子や甲冑の展示を見ることができます。

写真:下川 尚子

当時の佐倉藩士は身分に応じた規模、格式を持った屋敷に暮らしていたそうで、3棟を見比べてみると身分の違いによる暮らしの違いを実感できます。兜をかぶったり、縁側に座って写真も撮れますよ。
<武家屋敷 基本情報>
住所:千葉県佐倉市宮小路町57番地
電話番号:043-486-2947

写真:下川 尚子

武家屋敷から500mほどの場所にある麻賀多神社にも参拝を。ここは佐倉の総鎮守として信仰された神社で、佐倉藩士や藩民たちのよりどころとなった神社とされます。現在の本殿・拝殿は天保14年(1843年)に堀田正睦によって造営されたもの。境内はそれほど広くありませんが、風格と歴史を感じさせるたたずまいです。
<麻賀多神社 基本情報>
住所:千葉県佐倉市鏑木町933-1
電話番号:043-484-0392

新町通りで街並み散策&和カフェで一休みはいかが?

写真:下川 尚子

麻賀多神社を出たら、新町通り周辺へ向かいましょう。武家屋敷周辺が佐倉藩士の住むエリアだったことに対し、新町通り周辺はかつて町民たちが住んでいたエリア。街並み全体が保存されているわけではありませんが、昔ながらの風情を残す建物がちらほらと点在しており、城下町の名残を楽しめます。
こちらは佐倉市立美術館。建物のエントランスホールは、旧川崎銀行佐倉支店のものを利用しており、レトロな雰囲気が魅力です。

写真:下川 尚子

この界隈には飲食店も多数ありますので、ランチやカフェなどを楽しむのもオススメ。「時代カフェ&文化芸術スペース 茶琴神明」は100年以上の歴史を持つ家屋を利用した、趣たっぷりの和カフェ。内部は行灯の柔らかな灯りがともる、日本の美しさを満喫できる空間です。

写真:時代カフェ&文化芸術スペース 茶琴神明

メニューはあんみつなど自家製の甘味や、無農薬・無化学肥料栽培の食材を使用したマクロビオティックメニューのお食事。佐倉茶との組み合わせもぴったりですよ!
<時代カフェ&文化芸術スペース 茶琴神明 基本情報>
住所:千葉県佐倉市鏑木町1200-1
電話番号:043-484-0198
営業日:金・土・日
営業時間:11時〜18時

佐倉藩主の邸宅「旧堀田邸」へ〜最後にお土産を購入して一日観光終了

写真:佐倉市

新町通りを出発したら、1.2kmほど進んで、最後の行き先である「旧堀田邸」へ。ここは最後の佐倉藩主・堀田正倫の邸宅で、主屋や門番所、土蔵などの建造物が庭園とともに残っています。ドラマ「JIN-仁-」の撮影に使われたこともあるんですよ。

写真:下川 尚子

佐倉藩の長い歴史の中で、半分以上を治めた堀田氏。決して華美ではありませんが、明治を代表する女流画家・跡見花蹊の絵が配された引き戸、七宝焼があしらわれた引手など、様々な場所に意匠がこらされています。
旧堀田邸は現存する明治時代の上級和風邸宅として価値が高く、その建造物の7棟が国の重要文化財に指定。庭園も国の名勝に指定されており、「さくら庭園」の愛称で親しまれています。
観光モデルコースはここで終了。旧堀田邸から駅までは、京成佐倉駅・JR佐倉駅ともに約1.8km程度。レンタサイクルの返却は16時までとなりますのでご注意くださいね。
<旧堀田邸 基本情報>
住所:千葉県佐倉市鏑木町274
電話番号:043-483-2390

写真:下川 尚子

最後に、お土産についても少しだけご紹介。こちらは新町通りに本店がある「蔵六餅本舗 木村屋」の「佐倉十一萬石最中」。佐倉城をかたどった最中は目で見て楽しく、食べて美味しい、観光のお土産にぴったりの一品です。※新町通りのほか、鏑木町にも支店があります。
蔵六餅本舗 木村屋は銀座木村屋の二号店として明治時代に創業。佐倉市銘菓として知られる蔵六餅も有名ですので、そちらもぜひお試しください。
<蔵六餅本舗 木村屋 基本情報>
住所:千葉県佐倉市新町222-1
電話番号:043-484-0021

佐倉のまちで城下町サイクリング!

都内から約一時間でアクセスできる佐倉市。有名な観光スポットといえば武家屋敷…など、やや武骨な印象もあるまちですが、美しい竹林や和カフェなど、女性好みの要素もたくさん。美術館なども多数ありますので、好みに合わせてアレンジしてみてくださいね。
街全体が整備されているというよりは「見どころが点在」している佐倉のまち。レンタサイクルを使えば効率よく回れてノーストレス。ぜひご活用ください!
取材協力:佐倉市

■関連MEMO
レンタサイクル(佐倉市観光協会)
http://www.sakurashi-kankou.or.jp/facility/bicycle/
今行きたいフォトジェニック竹林!千葉・佐倉「ひよどり坂」で着物散歩体験
https://www.travel.co.jp/guide/article/30958/
佐倉のおすすめ観光ルートを巡ってみた!フォトジェニックでも注目のスポット&グルメ
https://www.travel.co.jp/guide/matome/1209/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
下川 尚子

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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