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【草原に泊まろう! モンゴルはキャンピングカーの聖地】 第2回 近くて遠いゴビ砂漠

軽キャンピングカーで、世界半周中の放浪夫婦です。稚内からサハリン島へ渡り、シベリアを西へ突き進んでいますが、モンゴルの草原で道草を食っています。目指すは、ラクダとゴビ砂漠!

ラクダを探してどこへゆくどこをどう走っても停まっても、金太郎飴的絶景のモンゴル。世界を制覇した横綱級の大草原は、柵がないので走り放題、遊び放題。フタコブラクダを探して、道無き道を駆けずり回ります。

ラクダを探して草原へ

前人未踏の処女地を走ればいいのに、轍を追いかけるあたりが、気の小さい我輩です。いましたいました、ラクダたち。

ラクダの群れ

図体はデカくていかついのに、近づけば同じ距離だけ逃げる臆病な彼ら。大丈夫、おじさん、ナニもしないから。ラクダ以外にも馬や牛を見かけますが、柵はないし、遊牧民はいないし、気ままに草を食う彼ら。家畜だとわかってるんですかね?

馬の会議

ときどき見かける馬の井戸端会議。ナニを相談しているのか。

ヤクを発見

ヨリンアムの渓谷で、ロン毛の牛を発見。ヤクです。見た目はたくましいけど、これまた臆病。

軽自動車じゃ無理!モンゴル最南端の町ダランザドガドに到着。ゴビ砂漠は目の前ですが、ここから先は軽自動車では無理です。ローカルのドライバーを探し、彼のランドクルーザーに乗り込みます。ガソリン代から食事や宿泊代まですべて込みで、400,000トグログ(24,000円)。ボクらはモンゴル語を話せないので、絵文字で価格交渉。ぜんぜん通じないけど。

ゴビ砂漠へ

砂漠への道なき道は……、というか大地を小指で引っ掻いたような轍があるだけ。水無し川をいくつも乗り越えて、激しい凸凹の連続でランクルが踊り狂います。風の歌に耳を傾けたいものの、終始ドライバーの歌謡ショー。モンゴルの歌謡曲は演歌に似ています。今夜は、砂漠の手前でゲルに泊まります。

今夜のゲル

寸前に値上げするラクダ砂丘へ行くためラクダを予約しましたが、乗る直前にいきなり値上げしたラクダのオーナー。理由を訊いても「I don't Know」しか言わない無精な奴です。足元を見て商売してるアコギな奴。

ラクダツアー

じゃあ、キャンセルしますね。砂漠まで歩きますよ!と断ったら、「ゴビ砂漠を甘く見るんじゃねーよ。歩けるもんなら歩いてみればいいさ(顔付きから察するに)」負け惜しみのコメントをいただきましたが、なんとかなるでしょう。

あれがゴビ砂漠!

ゴビ砂漠は見えます。そう遠いようにも思えません。目測3km。夕暮れまで4時間。往復6km×20分=120分。楽勝じゃんって思ったのですが、甘かったです、この素人計算。

砂漠を目指して歩く

近くて遠いゴビ砂漠歩いても歩いても近づかない砂漠でして、もしかして蜃気楼じゃないですよね?

川が横たわる

しかも途中で川が横たわっていて、邪魔臭いったらありゃしない。川は浅いけれど、岸は2メートルくらいの崖。飛び込むには高い。低い岸を探しまわって、遠回り。見えているのに近づかない。

ゴビ砂漠のラクダ

日没まで2時間を切りました。どういうわけか、砂漠はまだまだ先です。とてもたどり着けそうにないので、諦めます。涙の撤収〜。ラクダのセクシーなお尻に手を振り、近いようで遠いゴビ砂漠よ、また会う日まで。

次回は、いよいよ草原のど真ん中でキャンプ。間違いなく、死ぬまでに絶対行きたい世界のキャンピング、ベスト5にランクインします!ぐるりと360度、遮るものない絶景ですから。続きは、次回「第3回 猛吹雪の青空トイレ」へ。

石澤義裕・祐子住みやすい国をリサーチしようという話から2005年から世界一周をスタート。アメリカ、カナダなどをスクーターで旅行し、オーストラリアをキャンピングカーで回ったのをきっかけに2015年の夏から軽キャンピングカーで旅を始めた。

提供元:BE-PAL

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