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リアルな北欧を知る!オスロのマーケットMATHALLEN


近年人気の北欧。素敵なインテリアに上質なグルメ、美しい景色と魅力がいっぱいでいつかは訪れてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。そんな北欧の国のうちの1つ、ノルウェーはその魅力のすべてを持つ国です。
ノルウェーの魅力を感じることができるのが、首都オスロにあるフードマーケット・MATHALLENです。ここに行くだけでリアルなオスロを知ることができるMATHALLENの魅力をご紹介します。

MATHALLENまでの道のりも彩り豊か

写真:Akiko Nilsen

マートハーレン(MATHALLEN)はオスロの中心部、オスロ中心駅から徒歩15分ほど北に進んだところにあります。歩いていくには少し遠いな…と感じるかもしれませんが、むしろその道中が楽しいのです。まずは、駅から北に進んでYoungstorgetという広場を目指しましょう。ここでは様々な屋台が出ており、オスロの日常の様子や、今何が流行っているのかなどが一目でわかります。

写真:Akiko Nilsen

Youngstorgetの広場には日替わりで様々な屋台や移動販売車が軒を連ねています。オスロ市民が普段のお買い物に利用する花屋や八百屋はもちろん、タコスやたこ焼きの屋台など、グローバルな移動販売車を目にすることも。自国の文化を大切にしながらも、良いものは積極的に取り入れていくノルウェーらしさを感じられます。
<基本情報>
住所:Torggata, 0181 Oslo
電話番号:+47-916-05-011
アクセス:オスロ中心駅より徒歩約7分

突如現れるアーティスティックなグラフィティ

写真:Akiko Nilsen

Youngstorgetを越えるとオフィス街のようなビル群が続きます。その付近には小学校や保育所などがあり、オスロ市民たちの日常生活が垣間見れます。旅行ではなかなか見ることができない風景が逆に新鮮に映ります。
その後、オフィス街とは一転して色鮮やかなグラフィティが立ち並ぶエリアに入ります。この辺りにはバーやアートスペースが多くあり、若者たちに人気のあるスポットとなっています。グラフィティが多い場所は一見するとラフで少し立ち入るのが怖く感じられますが、オスロのこのあたりは整然としていて治安の悪さを感じませんので安心して歩けます。

写真:Akiko Nilsen

ヨーロッパでは一つのアートとして大成しているグラフィティ。特にドイツや北欧などゲルマン諸国で人気のあるアートですので、クオリティの高い作品が見られます。オスロのシンプルで統一感のある街並みに突如現れる色彩豊かなグラフィティが絶妙なコントラストを醸し出しています。夜にはクラブやバーもオープンし、賑わいをみせています。

オシャレな外観のMATHALLEN

写真:Akiko Nilsen

アートなエリアを越えると再開発によって洗練されたエリアになったVulkanエリアにたどり着きます。その奥に構えるのがMATHALLENです。赤レンガ倉庫のようなインダストリアルな外観からはまさかここがフードマーケットとは想像もできません。

写真:Akiko Nilsen

MATHALLENの向かい側には洗練されたアパートメントが立ち並んでいます。各々のアパートメントの1階には、日本包丁の専門店や最新のテクニックを使用して作られる新進気鋭のノルディックレストランなど、「本当に質の良いものを求める」オスロ市民の趣向が如実に表れたようなショップが連なり、人気を集めています。

写真:Akiko Nilsen

MATHALLEN内は天井が高く開放的なスペースが広がっています。フードマーケットでありながらイートインのスペースもふんだんに取られているので、まるでショッピングモールにあるフードコートの様です。イートインスペースではオスロ市民たちがお食事を楽しみながら談笑しています。
日本ではよくあるセルフ形式でのイートインスペースも海外では珍しく、スタッフに気を遣うことなくのんびりと寛げます。色々なお店をまわって、一人ひとり好きな料理を楽しむことができるのもレストランやカフェにはない利点と言えますね。

ノルウェー産の珍しいお土産が揃う

写真:Akiko Nilsen

ノルウェーのお土産って?サーモン?と、あまりイメージの無いノルウェー土産ですが、MATHALLENでは実に様々なノルウェー産の食材にありつけます。
そのなかでも北欧と言えばリコリス(甘草)のスイーツです。日本ではなかなか馴染みがなく、その独特な味から敬遠される方も多いリコリスですが、ノルウェーではほとんどのスイーツにリコリスが入っていると言っても過言ではありません。
リコリスが入ったスイーツの中でもお薦めは、チョコレートでコーティングされたおやつです。リコリスの味もマイルドになりますので、お土産に最適と言えるでしょう。

写真:Akiko Nilsen

ノルウェー自慢の特産品の1つに、チーズがあります。チーズが有名な国は数あれど、例えば「ブラウンチーズ」というものはノルウェーでしか食べられていなかったりと、ノルウェーには独自のチーズ文化があります。
MATHALLEN内のショップにはチーズが少量ずつ販売されているお店がありますので、色々な種類を試してみてはいかがでしょうか。ぜひ、お気に入りのノルウェーチーズを見つけてみてください。

写真:Akiko Nilsen

北欧の代表的な料理、オープンサンドがピンチョスになったお店では、色とりどりの料理が並び、食欲をそそります。
こちらでも、一皿からオーダーできますので一皿ずつ頼んでみるのが良いでしょう。昼間でもお酒がオーダーできますので、ピンチョスをお酒のおともにしながら旅行の疲れをいやしたり、ゆったりと流れるオスロの昼下がりの時間を楽しむのも贅沢な時間の使い方になるでしょう。
<基本情報>
住所:Vulkan 5, 0178 Oslo
電話番号: +47-40-00-12-09
アクセス:オスロ中心駅より徒歩約15分

最後にノルウェーの自然を楽しみながら帰路に

写真:Akiko Nilsen

オスロの街並み、そしてMATHALLENでノルウェーの食を堪能した後は、ノルウェーの自然を楽しみながら帰路につきましょう。
北欧の国々は美しい森や水が自慢でもあります。それはノルウェーの首都オスロの中心部でも楽しめます。MATHALLENは川のそばにあるので、帰り道は川沿いを歩いてみましょう。MATHALLENそばを流れる川は柵などがなく、一瞬にして森の中に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。
美しい川のせせらぎと、その上を悠々と泳ぐカモたち。芝生に寝ころんでそんな様子を見ていると、首都にいるという事を忘れてしまいます。

まとめ

北欧の自然・文化・食を一度に楽しめるスポット、ノルウェー・オスロのMATHALLENをご紹介しました。オスロ中心駅から徒歩で行ける近さでありながら、ノルウェーの魅力が凝縮されていますので、ぜひリアルな北欧文化を体感してみてくださいね。
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
MATHALLEN公式サイト
https://mathallenoslo.no/en/
Youngstorget公式サイト
http://www.youngstorget.com/

【トラベルjpナビゲーター】
Akiko Nilsen

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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